- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県鳥取市
- 広報紙名 : とっとり市報 令和7年5月号
令和7年度は、深澤市政3期目の最終年度であり、4つの柱からなる政策公約の実現に向け、目標を着実に達成させていくとともに、第11次鳥取市総合計画と第2期鳥取市創生総合戦略の総仕上げを行う年です。また、新たに第12次鳥取市総合計画と第3期鳥取市創生総合戦略を策定し、鳥取市の明るい未来に向けた取り組みを進める年となります。
人口減少が進む中、誰もが安心して住み続けられる持続可能な社会を目指し、若手職員の意見を取り入れた実効性のある施策の推進や、麒麟のまち連携中枢都市圏による地方創生の取り組み強化、地域防災力の強化や地域共生社会の実現などをしっかりと前進させる事業を盛り込みました。
また、地方創生につながる交付金のさらなる活用や、計画的に積み増した基金の活用などにより財源を確保するとともに、新たな鳥取市市政改革プランに沿った取り組みをはじめ、厳選した市債発行や発行抑制による市債残高の縮減、プライマリーバランスの黒字化など、徹底した行財政改革に努めます。
なお、国の総合経済対策に呼応して令和6年度1月・2月補正に前倒した予算(5億円)と令和7年度当初予算を合わせた実質的な当初予算は1107億円の積極型予算となっています。
一般会計 1,102億円
※( )…構成比
■市長政策公約と明るい未来プランの推進
◇人を大切にするまち
・太陽光パネルの導入など脱炭素先行地域の加速 7億1,723万円
・地域食堂ネットワークの事務局機能の強化 1,000万円
・身寄りのない高齢者などを支える持続可能な権利擁護支援 500万円
◇安全・安心なまち
・簡易ベッドの拡充など避難所環境の改善 7,903万円
・AIなどの画像診断により優先度に基づいた道路修繕を行うシステムの構築 3,970万円
・高齢者世帯の住宅防犯対策への支援 304万円
◇暮らしやすく住み続けたいまち
・「こども誰でも通園制度」の拡充 1億3,516万円
・JR山陰本線の交通系ICカード(ICOCA)エリア拡大に併せた市内路線バスの環境整備 7,230万円
・市立学校における民間プール活用モデル事業など 1,466万円
◇にぎわいあふれ元気なまち
・鳥取城跡保存修理事業 1億5,527万円
・施設の配置計画や整備手法などを盛り込んだ「鳥取駅周辺再生整備計画」の策定など 8,608万円
・鳥取市まちなかビジネス・コミュニティ拠点整備事業 1億8,040万円
■特別会計・企業会計
◇用語解説
義務的経費:支出が義務付けられ、任意に減らすことのできない硬直性の高い経費
消費的経費:支出の効果が短期間で終わるもので、将来に形を残さない性質の経費
投資的経費:道路や建物などの建設事業や用地購入などに関する経費
特別会計:特定の事業(国民健康保険や介護保険など)を行うための会計
企業会計:地方公営企業法が適用される企業の会計
問い合せ先:本庁舎行財政改革課(41番窓口)
【電話】0857-30-8111
【FAX】0857-20-3948