健康 世代を超えて歯を守る! -いつまでも健康な歯で-(2)

■歯周病ってどんな病気?
歯周病は、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)にプラーク(歯垢)が溜まり、その中の細菌が炎症を引き起こす病気です。初期には自覚症状がほとんどなく、進行すると歯ぐきが腫れたり、出血したり、最終的には歯を支える骨が溶けて歯が抜け落ちてしまうこともあります。

■歯周病は全身の健康にも影響!
「たかが歯ぐきの病気」と侮ってはいけません。近年の研究で、歯周病は糖尿病や心臓病、脳卒中、誤嚥性肺炎など、様々な全身疾患のリスクを高めることが分かってきました。歯周病菌が血液に乗って全身に運ばれ、炎症を引き起こしたり、血糖値を悪化させたりするのです。

■なぜ今、歯周病検診が必要なの?
多くの方が、歯周病の自覚症状が出た時には、すでに病気が進行しているケースが少なくありません。今回の歯周病検診は、症状がない段階から歯周病の早期発見・早期治療を促し、重症化を防ぐことを目的としています。ご自身の歯を健康に保つことは、健康寿命を延ばすことにも繋がります。

■この機会にぜひ受診しましょう!
対象者：令和7年度内に20歳、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳になる方
6月上旬に、対象となる方へご案内の文書を郵送します。
検診期間：7月1日～12月末
検診内容：
(1)問診
(2)歯周組織検査
自己負担額：

※ただし、生活保護世帯の方は無料

問い合わせ先：健康対策課
【電話】66-5524