- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県南部町
- 広報紙名 : 広報なんぶ 2025年7月号
■がんは身近な病気
現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんになると言われています。がんは身近な病気です。南部町の死亡原因でも悪性新生物(がん)が上位を占めています。
○南部町主要死因別死亡割合 上位5項目(令和5年度鳥取県人口動態統計資料より)
鳥取県ではがん対策の推進を目的に「鳥取県がん対策推進条例」を制定し、がんの予防・早期発見早期治療に力を入れています。南部町でも平成23年に「がんを知り、がんと向き合い、がんに負けることのない社会」の実現を目指すことを宣言しました。
その中で、次の2つを取り組みの柱にあげています。
(1)日常における健康管理
(2)検診による早期発見早期治療
がんは完全に防ぐことはできません。しかし、生活習慣を見直す事でがんになりにくくすることができます。
○がんになる要因
喫煙(受動喫煙含む)、過度の飲酒、塩分や塩辛い食品の摂り過ぎ、野菜不足、運動不足など
ー現状において日本人に推奨できる科学的根拠に基づく予防法ー
喫煙…たばこは吸わない。他者のたばこの煙を避ける。
飲酒…飲むなら節度ある飲酒をする。
食事…食事は偏らずバランスよくとる。
・塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にする。
・野菜や果物不足にならない。
・飲食物を熱い状態でとらない。
身体活動…日常生活を活動的に。
体形…適正な範囲に。
出典:国立がん研究センターホームページ
また、少しでも気になる症状があれば、早めに医療機関を受診しましょう。
定期的ながん検診は、早期のがんを見つけて早めに治療を行うことで、がんで亡くなるリスクを少なくできます。
しかし、多くの方ががん検診を受けておられません。必ず受診するようにしましょう!
今年度の健康診査・がん検診の実施期間は令和8年2月末までです。早めに予約をして健(検)診を受けましょう。詳しくは、5月末にお配りしたオレンジ色の封筒をご覧ください。
問い合わせ先:健康対策課
【電話】66-5524