くらし インド・ケララ州との10年の歩み 新たな挑戦へ

10月14日~18日に上定市長が会長を務める中海・宍道湖・大山圏域市長会が、(1)締結10周年を迎える覚書の更新(2)ジャパンメラでの圏域PRのためインド・ケララ州を訪問しました。

■(1)覚書の更新(中海・宍道湖・大山圏域市長会×ケララ州政府)
◇目的
2015年の覚書締結によって培われた良好な協力関係を礎に、さらに幅広い交流を推進し、両地域の持続的な発展を導く

◇ポイント
・重点分野の明確化⇒農業、漁業、貿易、造船、観光、IT、環境・エネルギー、アーユルヴェーダ(インドの伝統医療)、福祉・医療の9分野
・中海・宍道湖・大山ブロック経済協議会×印日商工会議所ケララ(INJACK)による民間の覚書も同時更新

■(2)圏域PR
日印企業の商談会、製品・サービス展示会「ジャパンメラ」に圏域企業・団体の4者をはじめ、日本・日系・ケララ州企業30社が出展しました。会場には2日間で約300人のインド企業関係者が訪れ、活発な商談や交流が行われました。

■インド・ケララ州との交流のあゆみ
2013年1月…ケララ州出身の駐日インド大使ワドワ氏(当時)が中村元記念館を来館し、同州とのご縁が生まれ、交流が始まる
2013年6月…山陰インド協会を設立
2013年11月…インド経済視察団がケララ州を初訪問
2015年12月…ケララ州との経済交流覚書を締結
2016~2018年…島根大学とケララ州内3大学(コチ理工大学(2016年)、ラジャギリ工業技術大学(2017年)、SCMS(2018年))が学生交流協定を締結
2017年1月…インドIT人材受入事業を開始(これまでに70人の学生を受け入れ、17人が圏域企業に就職)
2025年10月…第10次インド経済視察団がケララ州訪問 官民それぞれが経済交流覚書を更新し、新たな協力の10年へ

問い合わせ先:新産業創造課
【電話】55-5090