くらし 消費者教育ミニコーナー

〔STOP!カスタマーハラスメント〕
昨今、社会的な問題となっている「カスタマーハラスメント」。厚生労働省が5年度に企業に実施した調査によると、カスタマーハラスメント被害が多く発生していることが判明しています。消費者としてサービスを受ける側も、サービスをする側もともに気持ちよく過ごせる社会になるように、気をつけて行動しましょう。

■カスタマーハラスメントの例
・過大な要求や不当な言いがかりなど、主張内容などに問題があるもの
・主張する内容には正当性があるが、暴力や暴言など、主張方法に問題があるものが考えられます。
暴力行為を始め、中には犯罪行為に当たる可能性のあるものも含まれます。

■意見を伝える際のポイント
意見がきちんと相手に伝わるように、事業者・従業員に意見を伝える際には、以下の点を意識してみてください。
(厚生労働省HP、消費者庁HPの記事を抜粋)

(1)ひと呼吸、置きましょう!
怒りに任せた発言は逆効果。ひと呼吸おいて冷静に。従業員も同じ「人」として、お互いに尊重し合うことが大切です。

(2)言いたいこと、要求したいことを明確に、そして理由を丁寧に伝えましょう!
返品したいのか、解約したいのか、またその理由を明確に、丁寧に伝えることが重要です。

(3)事業者の説明も聞きましょう!
上手なコミュニケーションが解決への糸口に。一方的に主張するだけでなく、事業者の説明も聞きましょう。

困ったときは、消費者ホットライン「188」番や警察相談専用電話「#9110」番へご連絡ください。
*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
お住いの地域の消費生活センターなどをご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

問合せ:消費・生活相談室
【電話】55-5148