くらし 出水期に備えましょう

6月から10月にかけては、集中豪雨や台風などで河川の氾濫や低い土地での浸水、土砂災害等が発生しやすい時期です。
いつ起こるかわからない災害に備えるためにいざという時は早めの防災行動をとりましょう。

■ハザードマップの確認
自宅周辺の浸水区域や土砂災害の危険箇所、避難所について「やすぎ市民防災マップ」(各戸配布済)または市ホームページ(本紙2次元コード)で確認しておきましょう。

▽webハザードマップを公開しました
これまで紙媒体で確認していたハザードマップが、令和7年4月からいつでもどこでもパソコンやスマートフォン等で閲覧できるようになりました。デジタル化した地図に各種情報を重ねることで、複数の情報を視覚的に確認することができます。市ホームページ(本紙2次元コード)から利用してください。
(※)利用時には必ず「利用上の注意」を確認してください。

■避難先の検討
災害が発生する恐れがある場合、市が発令する避難情報にあわせて、開設する避難所をお知らせします。早めに避難して安全を確保しましょう。
浸水等により避難が難しい状態になった場合は、自宅の2階以上に避難するなどして安全を確保してください。
また、災害が起こる前から、市が指定した避難所のほかに安全な場所にある親戚・知人宅への避難について話し合っておきましょう。避難所での密集を避けることにつながります。
※指定避難所は「やすぎ市民防災マップ」や市ホームページで確認できます。

■備蓄品の準備
万が一災害が発生した場合に備えて、水や食料、生活用品などの備蓄を確認してください。いざという時はすぐに避難できるように非常持ち出し品の準備もお願いします。
備蓄品例:水、食料(レトルト食品・缶詰・乾パン等)、トイレットペーパーなど
非常持ち出し品例:飲料水、食料、貴重品、救急用品、懐中電灯、携帯ラジオ、衣類、メガネ、服用中の薬、携帯電話の充電器など

■各種情報の入手方法
自らの命を守るために、台風や大雨などに関する気象情報を常に収集することが大切です。テレビやラジオから得る情報のほかに、雨量や河川の水位情報などの入手方法を確認しておきましょう。
行政告知端末、市ホームページ、どじょっこテレビ等のほかに、「ヤフー防災速報」(ダウンロード方法等詳細は本紙2次元コード)で市が配信する緊急情報をプッシュ通知で受信することができます。

■もしも自宅が被害を受けたときは…
片付けや修理の前に、家の被害状況を写真に撮って保存しておきましょう。
市から罹災証明書を取得して支援を受ける際や、保険会社に損害保険を請求する際などに、とても役に立ちます。

問合せ:防災課
【電話】23-3074

■比田防災拠点施設竣工
広瀬町西比田(旧トスカ工場跡地)に完成した比田防災拠点施設。
この施設は、中山間地域の防災体制の充実と強化を図るために整備されたもので、比田地区の新たな防災拠点としての役割を担います。老朽化していた消防署比田分駐所の新築移転に加え、安来市消防団比田分団の拠点施設とヘリポートがあわせて整備されました。
4月20日には比田地区や消防団の関係者、市長と市・市議会関係者が出席し、竣工式を行いました。式の後には施設見学会が行われ、多くの住民が訪れました。

防風壁:高さ3メートル(敷地東側・南側)
防音・防風壁:高さ4メートル(敷地西側)

▽救える命を守るヘリポート整備
ドクターヘリを要請する際は、現場の状況やヘリの着陸に必要な設備を考慮して場所を決めます。比田地区に整備されたヘリポートは、着陸時に必要とされる散水が不要なため、より早く治療を開始することができ、緊急時の対応力が高まります。

▽施設概要
・消防署比田分駐所
分駐所車庫、油庫、資機材庫、救急消毒室、防火衣着装室、訓練相談室、休憩室、女子更衣室、執務室、水防倉庫
・消防団拠点施設
分団車庫、研修会議室、収納庫
・共有
多目的トイレ、男子トイレ、女子トイレ、洗濯室(シャワー室含む)、駐輪場土のう置場棟、自家発電機、ホースリフター(ホース乾燥塔)

問合せ:消防総務課
【電話】23-3410