くらし たうんとぴっくす

まちの話題や出来事を紹介します

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■市長日記 プロの視点を取り入れ
8月1日に民間の複業人材を活用した「複業クラウド」の実証実験の報告を受けました。市職員には知見の浅い「ビジネスホテルの誘致」と「和鋼博物館のSNSを通じた広報活動」について、6カ月間指導と助言をいただきました。今後も、民間との連携を図り、効果的かつ効率的な取り組みを推進していきます。

■新たに文化財を指定
市教育委員会は7月24日に「加納辰夫文書(242点)」を市指定文化財に指定しました。
「加納辰夫文書」は、フィリピン日本人戦犯の赦免(しゃめん)を訴えキリノ大統領やローマ教皇などに送った書簡とその返書など、加納辰夫(=莞蕾(かんらい))による平和運動の記録です。日本人戦犯についての高い学術性があるとともに、「安来市平和のつどい」にその平和思想が受け継がれるなど、地域的な価値もあります。
今後、記念講演や展示、市内小中学校での平和教育などで活用していきます。

■みんなで備える(f)
8月30日、「みんなで考える安心づくり」をテーマに、防災研修棟で「やすぎ防災ひろば」を開催しました。イベントのプログラムは「防災リュックづくり」「避難計画を考えよう」「防災食(備蓄品で作るドライカレー)の実演と試食」の3点。一人ひとりに合った防災の大切さを、グループワークを通じて楽しく学びました。
参加者の一人は「防災リュックは購入済みだが、今回中身を整理して、自分専用のバッグを作る重要性を実感した」と振り返りました。

■買い物×体操
7月1日から高齢者の介護予防を目的とした「ショッピングリハビリ」がプラーナ1階で始まりました。「ショッピングリハビリ」は要支援認定相当の軽度の支援を必要とする人が利用できるサービスです。
介護予防の体操のほか「歩く」「選ぶ」「お金を数える」などの買物の動作を通じ、生活機能・認知機能の維持と向上を目指します。
週に一度の集まりは人とのふれあいの機会にもなり、楽しみながら利用されています。

■「平和への祈り」
8月3日、布部交流センターで人形作家の安部朱美さんによるトークイベントが開催されました。
安来市加納美術館では、企画展「安部朱美人形とたどる昭和100年・戦後80年」を10月5日まで開催しています。
「紛争が続く今だからこそ、子どもたちのためにできることを考えてほしい」トークイベントでは、安部さんが作品に込めた平和への想いや作品が生んだ人との縁、そして人との関わりの大切さについて話されました。

■まだ早いはもう古い!
市内企業の人材確保と若者の定住促進を図るため、「やすぎ就活スタートガイダンス」が8月10日、アルテピアで開催されました。
第1部の就活スタートセミナーでは、株式会社マイナビの専門講師から、内定の早期化傾向や自己分析の必要性、面接対策などを学びました。
第2部の合同企業説明会には、市内33の企業がブースを開設。就活生は、関心を持ったブースを訪れて採用担当者から直接話を聞き、リアルな就活を体験しました。

■水から発電するしくみ
自然環境の大切さを学んでもらおうと、8月2日に伯太発電所(水力発電所)で中海・宍道湖・大山圏域市長会主催の「子ども探検スクール」が開催されました。
圏域の市町から親子14組29人が参加し、普段入ることができない発電所内部の見学や発電工作キットを使った体験学習を行いました。
米子市から参加した小学4年生の安部紘生(ひろき)さんは「水力発電の仕組みを学んで、環境に良いことがよく分かった」と話していました。