くらし 広報担当のカメラから

■神楽面職人引退
敬川町で神楽面を作ってきた太田民芸店の太田幸生さんが、今年で事業を終える事になりました。1978年から神楽面作りに関わり、これまでに10万点以上制作し、海外からも注文がありました。事業を終えるにあたり、太田さんは記念として「大江山」の鬼神楽面を制作。大きさ高さ80cm、幅70cmです。この作品は4月14日に江津市へ寄贈されました。太田さんは「夫婦で協力して作品を作ってきました。今後は可能な限り、修復の相談には応じたい。」と話しました。

■江津工業高校生と意見交換会
4月18日、江津市役所で江津工業高校の生徒と中村市長らが「江津市をより良い街にするために」をテーマに意見交換を行いました。生徒らは石見智翠館高等学校、江津高校にも協力してもらいアンケートを実施。高校新設により江津駅の利用者が増える事が見込まれ、駅周辺施設の充実が必要と説明しました。中村市長は「民間と行政が連携し、若い人が住みたくなる街を目指したい。高校生が本気で考えて提案してくれたことに感謝する。」と話しました。

■地域の人にインタビュー!
4月30日、江津高校2年の生徒が「総合的な探究の時間」の一環で、「Goプロ2年生インタビュー」を行いました。生徒たちは事前に質問を準備し、自営業者やスポーツ指導者など、さまざまな職業の人々、29名の人にインタビューを行い、インタビューを受けた人は、「『やってみたいな』という思いをうまく言葉にできれば、より良い探究活動につながりますね。」と話しました。生徒たちは1年間にわたって探究活動に取り組み、3月にはその成果を発表する予定です。

■連休のにぎわい
5月5日、川戸地域コミュニティ交流センター体育館で「春の山野草展」と、川戸わいわい市・谷住郷100年マルシェが初めて一緒に開催され、多くの来場者でにぎわいました。会場では地元の野菜や特産品、大判焼きなどが販売され、にぎやかな雰囲気に包まれました。江津工業高校手作りゲームコーナーでは親子で魚釣りを楽しんだり、友達同士で多肉植物の寄せ植え体験をするなど、笑顔あふれるゴールデンウイークでの一日となりました。