スポーツ 市長コラム

■スポーツのまちづくりを考える
今夏は、全国高校総体レスリング競技大会が雲南市で開催されました。ひたむきに勝利をめざす若者の姿は感動を生み出しました。
令和12年の国民スポーツ大会では、レスリング、ソフトボール(少年男女)、ローイングが雲南市で開催されます。地元高校の部活動のほか、このたび本拠地を愛知県から雲南市に移す女子ソフトボールチームの活躍も期待されます。(17ページの記事参照)
スポーツは、競技として勝利をめざすのは当然ですし、応援する選手が活躍すれば嬉しいものです。
しかし、スポーツの言葉の起源が「楽しむ」であるように、勝敗を一つの過程としながら、試合やそこに至るまでの努力、一緒になって心を躍らせること全てを「楽しみ」として、生活を張りのある生き生きとしたものとしていくことこそ大切にすべきものだと思います。
国民スポーツ大会を契機として、国スポ競技以外の種目も含め、スポーツを「楽しみ」と捉えて生きがいと健康づくりに生かしていく文化、いわゆる「スポーツ文化」が育つことを期待しています。