- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県西ノ島町
- 広報紙名 : 広報にしのしま 令和7年9月号
◆故松新俊典さんに瑞宝双光章授与
令和7年5月1日に逝去された前町議会議員の松新俊典氏に、叙勲として瑞宝双光章が授与されました。
氏は、昭和60年に西ノ島町に奉職して以来約20年間、海洋センター、建設課、商工観光課、教育委員会に勤務され、地方自治の発展に貢献されました。
平成21年には西ノ島町議会議員に初当選され、3期12年にわたり、快活な人柄と豊富な経験をもって町政の推進にご尽力されました。
また、氏は昭和50年に西ノ島町消防団に入団され、平成23年1月から平成28年12月までの間は団長を務められるなど、42年間にわたり本町の消防団活動を献身的に支えてこられました。
今回の受章は、氏のこのような功績が認められたものです。
長年に亘るご尽力に敬意を表しますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
◆7/22・23 いざという時のために備えて 町内4地区を対象に防災勉強会開催
地域の防災意識を高めていくため、島根県防災危機管理課の平井主任を講師にお招きし、小向、大津、市部の3地区合同と大山地区で防災について勉強会が開催されました。
勉強会では、各地区の方々に災害がいつ起こるか分からないことや津波や土砂災害などの災害に関する基礎知識、避難するタイミングや方法などについて学んでいただきました。
勉強会の後半には、町担当者が段ボールベッドやガス用発電機の使用方法、町の備蓄する非常食料について説明を行いました。参加した方は、事前に危険情報を確認して、早めに避難することの重要性を改めて認識するなど、防災意識が高揚している様子でした。
災害時は、自分の命は自分で守る「自助」の意識、そして、地域の人たちでお互いに助け合う「共助」の意識を持つことが何より大切です。防災・減災に向け、ハザードマップでご自身の災害リスクを確認したり、備蓄品や持ち出し品、避難時期や方法を事前に確認するなど、日頃から災害に備えておきましょう。
◇ご案内
防災訓練や勉強会を検討している又は興味のある地区や団体、グループの方は、総務課危機管理係(【電話】6-0101)にお気軽にご相談ください。
◆7/26 キッズキャンプ開催 三笠宮家 彬子女王殿下 来島
7月26日(土)、黒木御所に彬子(あきこ)女王殿下がご参拝になられました。
彬子女王殿下は一般社団法人心游舎(※)の総裁を務めており、その活動の一環としてキッズキャンプを隠岐島で実施されました。
参加されたのは、全国から集まった小学生30名とその保護者20名ほどのグループで、彬子女王殿下をはじめ参加された皆さんは暑い中、御所の130段の階段を軽快な足取りでお登りになり、御所と碧風館を見学されました。
その後、夕方のフェリー乗船までの時間は、摩天崖を周り、数時間の滞在ではありましたが、西ノ島町での時間を過ごされました。
※一般社団法人心游舎
「日本の伝統文化が生き続けることができる土壌を形成したい」、そしてその核となる子どもたちに「本物の日本文化にふれる機会を提供したい」。そんな彬子女王殿下の思いに共鳴した有志一同で設立した団体(心游舎ホームページより)
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