くらし おいしい岡山大集合

■知りたい・食べたい・話したい
旬を迎えるフルーツなど、岡山の風土が育んだ全国に誇る食材のおいしさの秘密を紹介します。

本県は、温暖な気候、豊かな水をたたえた三大河川、北に冷涼な蒜山高原、南に広大な干拓地と風光明媚な瀬戸内海など、多様な自然環境に恵まれており、そこで育まれる農林水産物もまた、全国に誇れる強みです。
県では、儲かる産業としての農林水産業の確立を目指し、その実現に向け、マーケティングの強化とブランディングの推進などの施策を展開し、岡山の農林水産物の魅力を国内外へ伝え、認知度向上と消費拡大を進めています。
県民の皆さんもぜひ恵み豊かな県産食材を味わってください。
岡山県知事 伊原木隆太

■岡山の果物栽培の歴史は何と150年!まもなく旬を迎える岡山の桃とぶどう!
●岡山の桃の特徴
岡山の桃は白い果皮が特徴の白桃が主流。1玉ずつ丁寧に袋かけを行う有袋栽培により直射日光が当たらず、皮が薄くとろけるような柔らかさの上品な白桃に仕上がります。糖度センサーでしっかり甘さもチェックしています。
・手に持った時にやわらかさを感じ、ツメの先で皮をめくれるようになった頃が最もおいしい食べ頃
・芳醇で甘い香りがして、くぼみの周辺が青くなく、乳白色になったら食べ頃
・種側より皮に近い部分の方が甘みが強い

▽おいしい食べ方
・追熟は常温で。食べる30分~1時間前に冷蔵庫に入れて冷やすとベスト。完熟した桃は切り口の変色が早いので手早く切る。

●シーズン中、さまざまな品種の白桃を次々と出荷

※出荷時期は目安です。地域により異なることがあります。

■岡山のぶどうの特徴
明治19年に導入されたマスカット・オブ・アレキサンドリアの高品質安定生産技術が、多くの品種の礎になっており、糖度が高く、大粒で、房形がきれいに整っていることが特徴です。
・黒・赤系色が濃く鮮やかでハリがある。ぶどうを保護する白い粉が付いている方が新鮮
・軸がしっかりしていて緑色(茶色くなっていない)
・粒にハリがあって大きさがそろっている

▽おいしい食べ方
・房の上の方が糖度が高い。食べる30分前に冷蔵庫に入れて冷やすのがおすすめ。粒で保存する時は軸を2mmほど残してカットする。

●岡山のぶどうの主な品種(出荷時期)

※出荷時期は目安です。地域により異なることがあります。