- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県岡山市
- 広報紙名 : 市民のひろばおかやま 2026年1月号 No.1480
市は、平成17年3月22日に御津町・灘崎町と、平成19年1月22日に建部町・瀬戸町と合併し、20年となります。
この間市では、地域の特色を生かした、「住みよい・住みたい・住み続けたい地域づくり」を進めてきました。
今回は、これまでの歩みを振り返りながら、4つの町の特色や魅力を紹介します。さまざまな角度から市の魅力を再発見してみませんか。
■岡山市制スタートから現在までの合併などの流れ
・明治22年6月1日 岡山市制施行
・明治32年~昭和50年 周辺市町村と合併
・平成8年4月1日 中核市に移行
・平成17年3月22日 御津郡御津町、児島郡灘崎町と合併
・平成19年1月22日 御津郡建部町、赤磐郡瀬戸町と合併
・平成21年4月1日 政令指定都市に移行
■「平成の大合併」で市域が広がり政令指定都市に!
4つの地域の位置を地図で確認すると、合併によって大きく広がったことがよく分かります。
※詳しくは、本紙をご覧ください。
■合併した4つの地域の特色
◆01 御津地域
旭川沿いの豊かな自然に恵まれ、江戸時代には御津金川陣屋町として商いが栄えた歴史ある地域です。備前岡山藩士・瀧善三郎正信(たきぜんざぶろうまさのぶ)の生誕地でもあり、七曲神社(ななまがりじんじゃ)には義烈碑(ぎれつひ)が建立されています。武士の矜持(きょうじ)を示し、国の外交危機を救った「ラストサムライ」として地元で顕彰されています。
▽Check
市指定重要文化財の河原邸は、天保10年建築の母屋や複数の倉などが残り、当時の生活文化を伝えています。母屋の見学や食事、民俗資料展示室や茶房で地域文化体験などを楽しめ、地域の憩いの場として広く親しまれています。
◆02 灘崎地域
自然と農業が調和した、静かで暮らしやすく、アクセスのよさが魅力のエリアです。広大な平坦地では、米や麦、名産の千両ナスを栽培。古くからブドウをはじめとする果物栽培も盛んです。また、春には天然記念物の「奥迫川の桜(大山桜)」が美しく咲き誇り、多くの観光客でにぎわいます。
▽Check
南欧風の農業公園「岡山市サウスヴィレッジ」は、令和7年にリニューアル。イチゴ狩りやブドウ狩りなどの収穫体験が楽しめるほか、毎日直売している新鮮な野菜や果物など地元の特産品も購入できます。
◆03 建部地域
豊かな自然が広がる地域で、歴史ある寺社仏閣や温泉、美しい桜並木などが魅力。旭川の中流にある建部井堰(いぜき)は、「世界かんがい施設遺産」に認定されています。また、縁起の良い名前の場所が多く「福の町」として親しまれており、なかでも「幸福橋」は地域のシンボルとなっています。アウトドアなどが楽しめる「たけべの森公園」もあり、多くの観光・レジャー客が訪れます。
▽Check
七社八幡宮に神輿(みこし)が集まる建部祭りでは、樫(かし)の六尺棒を使って攻防を繰り広げ、御神幸(ごしんこう)の警護や悪魔払いの役目を持つ「棒遣い」や、伊勢神楽の「獅子舞神楽」が奉納されます。
◆04 瀬戸地域
吉井川の清流と緑豊かな山々に囲まれた地域で、旧石器時代から人々が定住していたとされる長い歴史をもつ土地です。古くは山陽道の宿場町として栄え、今も瀬戸駅周辺には商店や公共施設が集まり、便利で暮らしやすい環境が整っています。一方で田園風景も色濃く残り、歴史的な史跡や文化財が点在。学園都市としての一面もあります。
▽Check
鎌倉時代に東大寺再建のための瓦が焼かれていた「万富東大寺瓦窯跡」は、昭和2年に国指定史跡となりました。瓦片の出土などから丘陵一帯が瓦生産の遺跡であると考えられています。令和9年1月には岡山市で東大寺サミットを開催予定です
