くらし 「もしも」に備えていますか?やってみようおうち備蓄

令和6年1月1日に発生した能登半島地震では、道路や電気、上下水道などの社会インフラ施設が多大な被害を受けました。多くの山間地などでは物資や情報が途絶え、孤立化し、家庭内での備蓄の重要性が再認識されました。
令和7年1月には、南海トラフ巨大地震の今後30年間の発生確率が、80%程度に引き上げられました。さまざまな災害に備え、家庭内での備蓄に取り組んでみませんか。

■非常備蓄品って、何が必要なの?
大規模災害が発生すると、支援物資がすぐに届くとは限りません。コンビニやスーパーなどに人が殺到し、商品がすぐに無くなる可能性もあります。電気・水道・ガスなどのライフラインは、災害発生の直後は停止し、利用できなくなることもあります。

◇非常備蓄品チェックリスト例
・水
・食料
・食器
・ラップ・アルミホイル
・ナイフ・缶切り・栓抜き
・カセットコンロ・カセットボンベ
・ろうそく・マッチ・ライター
・アウトドア用品
・バーベキューセット・木炭・固形燃料
・梱包(こんぽう)用ひも・風呂敷・はさみ・カッター
・布製ガムテープ
・着替え
・洗面・風呂セット
・段ボール箱・新聞紙
・ビニール袋・ごみ袋
・トイレットペーパー・簡易トイレ
・ポリタンク(給水用)
・台車・カート(飲料水などの運搬用)

◇どのくらい備蓄したらいいの?
水・食料は、最低でも3日分、できれば7日分を備蓄しましょう!
〔1人当たり1日分の目安(参考：水・食料のみ)〕
※詳しくは本紙をご確認ください。
※水…500ミリリットルのペットボトル×6本(3リットル)

◇「ローリングストック」がおすすめ!
ローリングストックとは、普段食べている缶詰やレトルト食品などを少し多めに買い置きし、消費した分を買い足す備蓄方法です。
おすすめポイント：
・災害時でも、食べ慣れた物を食べられる
・賞味期限切れを防げる　など

■備蓄食品をおいしく変身!(1)～表紙の料理を紹介します～
本紙19ページの「食育通信」や、市ホームページでも、レシピを紹介しています

◇ミックスビーンズの炊き込みご飯
材料(2合分)：米…2合、ミックスビーンズ…100g、刻み昆布(乾燥)…5g、酒…大さじ1、みりん…小さじ1、塩…ひとつまみ
作り方：米に、普段炊く量の水を加えてしばらく置き、他の材料を入れて炊く

◇切り干し大根とひじきの酢の物
材料(4人分)：切り干し大根…15g、干しひじき…10g、ハム…20g、三つ葉…20g、砂糖…大さじ1、酢…大さじ1と1/3、しょうゆ…小さじ2
作り方：(1)切り干し大根とひじきは水に浸けて戻し洗う。ハムは長さ2cmの千切り、三つ葉は2cmに切る(2)材料をさっとゆでて、調味料で和える

■津山市からの情報をキャッチ!
◇緊急告知防災ラジオ
旧津山地域に住む人を対象に、災害時に自動的に電源が入り、緊急放送を配信する「緊急告知防災ラジオ」を販売しています。
金額：3,250円
購入方法：危機管理室(市役所3階)に備え付けの
購入申込書に記入し、窓口に提出して購入する
※事前に設置予定場所でエフエムつやま(78.0MHz)が受信できることを確認してください

◇つやま災害情報メール
緊急時や災害発生時に、市災害警戒(対策)本部から避難情報などを配信します。登録方法右下のQRを読み取るかEメールアドレス(【E-mail】[email protected])に、空メールを送る
※受信設定など、詳しくは危機管理室にお問い合わせください
※QRは本紙をご確認ください。

■台風など気象情報雨量など観測情報をキャッチ!
◇Yahoo!防災速報アプリ
現在地のほか、自宅など登録した地点の気象情報や避難情報などがプッシュ通知で届きます。

◇おかやま防災ポータル
防災気象情報や避難情報、避難所開設情報、各種観測情報など、さまざまな情報が分かります。

◇停電情報アプリ
停電の発生・復旧情報がプッシュ通知で届きます。また、停電エリアを地図で簡単に確認できます。

いざという時のために、平常時から備えることが大切です

問合せ：
危機管理室【電話】32-2042
健康増進課【電話】32-2068