くらし 大雨による災害に備えて

河川の氾濫などによる浸水被害や、土石流による土砂災害などの大雨による被害から身を守るため、また、その被害を最小限に抑えるためには、日頃からの備えや避難行動の確認がとても大切です。

◆早めの行動が命を守ります
大雨の時の移動は、浸水によって身動きが取れなくなったり、思わぬ深みにはまったりするなど大変危険です。台風や大雨は事前に予測ができることが多いため、気象情報に注意して、避難所へ行くための準備や在宅避難のための買い出しなど、早めの行動を心掛けましょう。移動を伴う避難が危険な場合は、自宅の2階以上や山と反対側の部屋へ移動するなど、臨機応変な行動をしましょう。

◆避難計画を立てましょう
避難先や避難の方法、非常持ち出しバッグの中身は、家族構成や家庭の状況により大きく変わってきます。自宅の安全性や避難先などを事前に防災マップなどで確認したり、避難の方法やタイミングについて日頃から家族や近隣町内で話し合っておくことが大切です。市では小中学校や様々な団体を対象にマイ・タイムライン(一人ひとりの防災行動計画)を作成するための講習会なども実施していますので、ぜひご連絡ください。

◆「自助」の第一歩は情報収集から
◇防災ラジオ
防災情報や地域の情報を配信。市内の世帯に1台無料で貸し出しています。必要な人は危機管理課へ申請をしてください。

◇X(エックス)(旧Twitter(ツイッター))#高梁市災害
ハッシュタグ「#高梁市災害」をつけたポストをすることで市民の皆さんで被災状況(道路の冠水、倒木など)の発信・共有を行うことができます。

◇メール配信サービス
気象情報や防災情報などをメール配信しています。
受信するにはメール作成画面から(【E-mail】[email protected])へ空メールを送信し、登録をしてください。

◇Yahoo(ヤフー)!防災速報アプリ
市からの災害情報を受け取ることができます。災害時には、市民の皆さんが災害マップに被災状況を発信・共有することができます。

◇高梁市ウェブサイト
市からの災害情報や河川監視カメラの静止画像、防災マップや地図情報システムなどを確認することができます。

◇緊急速報メール
市からの避難情報、気象庁による「緊急地震速報」、「津波警報」、国からのJ(ジェイ)アラートが携帯電話やスマートフォンへ配信されます。

◇おかやま防災ポータル
降水予想や1時間雨量などの気象情報のほか、雨量観測点やダムの放流状況などの観測情報が確認できます。

◇吉備ケーブルテレビ
災害時には関連ニュースを放送し、市が発信する災害情報が画面上に表示されます。また、河川監視カメラの映像も随時放送します。

問合せ：危機管理課
【電話】21-0246

◆自主防災組織の結成・活動の促進
大規模な災害の直後は、交通網や通信網などのライフラインが混乱する場合があり、行政による救出や支援が行き届かないときは地域による支え合いが大切です。
平成30年7月豪雨災害時にも、地域による一人暮らし世帯などへの水の配布や要支援者への安否確認などにより救われた人も多く、地域の自主防災活動が大きな役割を果たしました。
大規模災害を乗り切るためにも、各地域で自主防災組織を結成し、「自分たちのまちは自分たちで守る」という心構えで、日頃から災害に備えましょう。
また、自主防災組織の活動や防災資機材の整備について補助金を交付しています。詳しくは市ウェブサイトをご覧ください。

◆大規模水害対策訓練
6月8日(日)に、市内各地で「大規模水害対策訓練」を行います。当日は防災ラジオやメール配信サービスを活用した訓練を行いますので、ご理解とご協力をお願いします。

◆大雨に備えて農業用水路を管理しましょう
梅雨の大雨に備え、水路の管理者には、定期的な水路の点検、清掃、事前にせき板を外すなどの管理をお願いします。また、増水時は水路に近づかないようにしましょう。

問合せ：農林課
【電話】21-0222

◆国道313号通行規制のお知らせ
増水時の防災施設「陸(りっ)こう」を適切に操作し良好な状態に保つため、国道313号の一部区間で通行規制を行い、点検・訓練を実施します。ご迷惑をお掛けしますが、防災へのご理解とご協力をお願いします。
日時：5月30日(金)午後9時30分～11時(雨天決行)
※台風などの異常気象の場合は6月6日(金)に順延
規制箇所・内容：地図のとおり・全面通行止め(迂回路：市道玉川落合線)
作業内容：陸こうの開閉確認点検および操作訓練
※詳細は本紙をご覧ください

問合せ：備中県民局　高梁地域管理課
【電話】21-2854