健康 ストレスについて考えよう! Vol.21 寒さと心の関係:冬季のメンタルヘルスケア

日本原病院では町の皆さんのこころの健康維持・増進のため、健康に関する記事を掲載させていただいています。昨年度のこころの健康づくりフォーラム後のアンケート結果から多くの関心が寄せられた「子どもの成長」をテーマにお伝えいたします。

■冬季のメンタルヘルスケア
寒さが厳しくなる冬季は、子どもたちの心に様々な影響を与える時期です。寒くなると活動量が減ることで気分の落ち込みが生じたり、不安定になることがあります。こうした状態を乗り越えるために、温かい交流を通じて心を支えましょう。

◆寒さによる心の影響
日照時間の短さや屋外活動の減少が、心身の活力を下げる要因になることがあります。

▽家庭内やコミュニティでの温かな交流を心がけましょう。
日常会話を通じて心理的な安定感を育むことができます。

(例)
「今日はどんなことがあった?」
「寒いけど、これを一緒にやってみよう」

会話を通して子どもたちが自分の感情に気付くことができ、また心の安定を取り戻すきっかけになることがあります。
温かい食事を囲んだ団らんや、室内での楽しい活動も、寒さによる心の影響を和らげる効果があります。
簡単なゲームや読書の時間を設け、一緒に楽しむことで、心の健康を保つことができます。
この冬季は、子どもたちの心に光を与え、寒さに負けないメンタルヘルスケアを実践していきましょう。
地域全体で温かい友情と支えを提供し、心の成長をサポートする取り組みを続けていくことが大切です。

問合せ:こども・長寿課
【電話】36-6700