健康 食育コーナー

■健塩(けんえん)応援店に行ってみませんか?～5月17日は高血圧の日～
日本人の1日の食塩摂取目標量は男性が7.5g、女性が6.5gです。一方で、令和5年度の国民・健康栄養調査による実際の食塩摂取量の平均は、男性が10.3g、女性が8.8gと目標量よりも多く摂取しています。
塩分の取り過ぎは体に悪影響を及ぼします。塩分量に気を付け、健康な食生活を心掛けましょう。

▽塩分の取り過ぎはなぜいけないの?
体内に必要以上に塩分が入ると、血液中の塩分濃度を一定に保つため、血管内に水分を取り込みます。それにより、循環する血液量が増えることで血管内の圧力が高まり、血圧が上昇します。この血圧が高い状態(高血圧)が長く続くと、全身の血管や心臓、腎臓などに負担が掛かり、動脈硬化などを引き起こすことがあり、その結果、脳血管疾患や心疾患など、さまざまな病気を発症する恐れが高まります。

▽健塩応援店について紹介します!
健塩応援店とは、「備北圏域版　健康食生活応援店」の通称で、生活習慣病、特に高血圧症の発症予防に配慮した健塩応援メニュー(減塩メニューまたは野菜たっぷりメニュー)を提供し、市民の皆さんの健康づくりを応援している備北圏域(庄原市・三次市)の認証飲食店です。
・減塩メニュー
現在提供している他のメニューよりも減塩にしたメニュー
・野菜たっぷりメニュー
1食分で野菜が120g以上取れるメニュー
※野菜に含まれるカリウムは、ナトリウム(塩)を体内から排出し、血圧を低下させる働きがあります。

■庄原市の健塩応援店は4店舗!(3月末時点)
・桜花の郷　ラ・フォーレ庄原(新庄町5281-1)
(健塩応援メニューリニューアル中)
・和食もりおか(新庄町606-1)
(野菜たっぷりメニュー)
・Zakka and café　生活や(宮内町428-1)
(野菜たっぷりメニュー)
・お好み　ゆみちゃん(西城町中野1336-11)※休業中
(減塩メニュー、野菜たっぷりメニュー)

※詳しくは市ホームページをご覧ください。

問合せ：保健医療課
【電話】0824-73-1255