- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県庄原市
- 広報紙名 : 広報しょうばら 2025年10月号(No.247)
市内のイベントやまちの話題をお届けします。
No.1 星空に咲く、光と音のアート
■光と音のほしぞらシンフォニー in 国営備北丘陵公園・9/13
国営備北丘陵公園で「光と音のほしぞらシンフォニー」が開催されました。
このイベントは、同園の開園30周年とテレビ新広島の開局50周年を記念して行われ、会場では、はやぶさ2プロジェクトマネージャー・津田雄一(つだゆういち)さんによる講演や、ピアニスト・菊池亮太(きくちりょうた)さんのライブなど、多彩なステージが繰り広げられました。
日が暮れると、無数のドローンが夜空に光のアートを描き出し、大輪の花火とともに夜空を彩りました。
来園者は「ドローンショーが幻想的で、子どもと一緒に楽しめて良かった」と話しました。
No.2 自然の素材から芸術作品を!
■公開講座「葉脈標本づくり体験講座」・9/6
比和自然科学博物館で、葉脈標本(スケルトンリーフ)づくり体験講座が行われ、市内外から48人が参加しました。
スケルトンリーフとは、葉の葉肉を取り除き、葉脈だけを残した標本のことです。
参加者は、講師の秋山美文(あきやまよしふみ)さんから葉脈の形や働き、スケルトンリーフの作り方などの説明を受けた後、実際にヒイラギとエノキの葉を使って標本作りを行いました。歯ブラシでたたきながら葉肉を取り除く工程では、みんな葉脈が破れないよう慎重に作業をしていました。
参加者は「身近な植物もどんな葉脈があるのか、帰ってからも作ってみたい」と話しました。
No.3 割れないように形をつくる
■バルーンアート・9/3
総領小学校で、NPO日本ケアリングクラウン協会によるバルーンアートショーが開催され、児童約40人が参加しました。これは同協会が行う、「心や身体に傷を負っている人を含めて多くの人たちに、笑顔と癒しの時間を届ける活動」の取り組みの1つです。
当日は、バルーンアートで作った公衆電話の衣装を使って、災害の時に知り合いにメッセージを残すための公衆電話の操作方法の説明や、バルーンアートを使ったマジックショー、児童が自分で行うバルーンアート作成などが行われました。
参加した児童は「風船が割れないように作るのが難しかった」と話しました。
No.4 特殊詐欺被害を未然に防ぐ
■感謝状贈呈式・9/4
庄原警察署で、特殊詐欺被害を未然防止したとして、広島銀行庄原支店の戸田顕子(とだあきこ)さんに感謝状が贈呈されました。
戸田さんは、8月12日の午前中、広島銀行庄原支店を訪れた高齢女性に高額な送金手続きを求められ、金額や送金理由を不審に思い、ヒアリングを行いました。女性が一貫性のない説明を繰り返したことを怪しく思い、さらに詳しく聴取したところ、詐欺を確信し、警察へ通報。詐欺被害を未然に防止しました。
感謝状を受け取った戸田さんは「普段からお客さんに寄り添った対応ができるよう心掛けている。これからもこうした対応や丁寧な接客を、他の職員にもつないでいきたい」と話しました。
No.5 いざという時の心構え
■救急教室・9/4
西城保健福祉センターしあわせ館で、「救急教室」が開催され、18人が参加しました。
これは、誰もが暮らしやすい地域づくりのため、正しく認知症を理解することを目的に、認知症を支える家族の会「西城町ひまわりの会」が主催する「コスモスカフェ」の催しの1つとして開催されたものです。
当日は、救急の日に合わせ、庄原消防署西城出張所から講師を招き、心肺蘇生法やAEDの使い方を学びました。また、現場状況をスマートフォンで撮影し、消防へ伝えることのできる「Live119-映像伝送システム-」についても教わりました。
参加者は「いざという時に助ける人が1人でも多くいた方が良いことが分かった」と話しました。
問合せ:行政管理課広報統計係
【電話】0824-73-1159【FAX】0824-72-3322
