くらし [特集]東広島こい地鶏ストーリー

■2026年は東広島ブランドを食べよう!
海と山の恵みに育まれた“食の宝庫 東広島”。市と広島大学の共同研究から誕生した「東広島こい地鶏」は、広島県で唯一のブランド地鶏です。まだまだ成長途中ですが、育て、届けようとする生産者・料理人のこだわりや情熱を紹介します。

◇誕生の経緯
東広島市から新たなブランド産品が生まれれば、市内の魅力ある他の産品にももっと注目が集まるのではないか…。一次産業が活発化し、「おいしさ研究都市東広島」としてもっと魅力的なまちになるのではないか…こうした思いを持って、地元農業者の協力も得ながら、市と広島大学が研究を重ね、令和3年に誕生したのが「東広島こい地鶏」です。

まずは、これまでの歩みをご紹介します

■表紙のおせち料理 実は… ぜ~んぶ東広島産!
◇東広島こい地鶏の生ハム
うまみの濃い生ハムをバラに見立てました。おせち料理にふさわしい華やかな一品に。

◇コメカラ
西條酒と米粉を使ったから揚げで、鶏肉など食材は自由。ほんのり香る酒の風味とカリッとした食感が特徴です。

◇東広島市産米 恋の予感
一粒一粒にしっかりとした弾力があり、もちっとした食感。冷めても硬くなりにくく、飽きのこないあっさりした味わいです。

◇西条柿
約800年前、東広島市西条町が発祥と伝わる柿。渋を抜くことで糖度は18~20度に!甘みが凝縮されています。

◇安芸津のジャガイモ
鉄分豊富な赤土で育ち、でんぷんをたっぷり蓄えています。ほくほくとした食感と自然な甘みが特長です。

◇安芸津のカキ
ほかの海域に比べて塩分濃度が高い安芸津の海で育ったカキは、ミネラル豊富で濃厚な味わいです。

◇ジビエ・栄(さかえ)肉
市内で捕獲したシカやイノシシを最大限新鮮な状態で商品化した「栄肉」。そのまま焼いてもおいしいブランドジビエです。

■生産(せいさん)
東広島こい地鶏は、誰が育ててもおいしくて同じ品質になる“みんなのブランド”を目指して開発されました。一緒に育ててくれる仲間を増やしながら、次の世代へとつないでいきたいです。
Gallus JAPAN株式会社 代表取締役社長・農学博士 竹之内さん

◇理想のバランスを目指して
広島大学の都築政起名誉教授のもと、「究極のうまみを持つ鶏」を目指し、交配研究が行われ、肉質の良い「広大鶏(ひろだいどり)」の開発に成功。広大鶏に生産性の高い「ロードアイランドレッド」を掛け合わせ、うまみと生産性の整った「東広島こい地鶏」が誕生しました。

◇生産を続けるために
生産体制の確立のため、広島大学の研究員だった竹之内さんが広島大学発ベンチャー企業を設立。広大鶏の育種や地鶏ひなの出荷をしています。
東広島こい地鶏は、一般的な若鶏に比べ、飼育期間が長く管理に労力を費やすため、誰が育てても同じ品質・うまみになるような飼料や飼育方法を考え、マニュアル化しました。

◇地域で育てる
自然交配で生まれた東広島こい地鶏は、ふ化から0~1日で地域の生産者に移され、自由に動き回れる環境で、計130日以上育てられます。現在、豊栄町の賀茂プロジェクト、高屋町のストーンパークヤマナで飼育。年間7,000羽以上が生産されています。

■流通(りゅうつう)
広島県で唯一の地鶏であることはもちろん、原種鶏(げんしゅけい)(親鳥)の飼育から販売まで地元事業者が行う、「オール東広島の生命の文化」がブランド価値だと思っています。豊栄町に新たな産業を興し、雇用も増えるなど、事業拡大と地域の活性化につながっています。
合同会社CONTACT 代表 中間さん

◇加工、販売も地元企業で
消費者に届くまでに欠かせない、食肉加工・卸も東広島の企業が行います。豊栄町を拠点に、地域課題解決に取り組む合同会社CONTACTが手を挙げ、令和6年6月から、新規事業として鶏の食肉処理や加工商品の開発、料理店などへの卸業務を行っています。

◇市内外の飲食店で提供
販売当初は、認知度が低いことなどから、取り扱う店は多くありませんでした。しかし、シェフやスタッフに養鶏場を見学してもらい、生産者の思いや品質へのこだわりを丁寧に伝えてきた結果、県内や東京都内など、30店舗以上の飲食店で取り扱われるようになりました。

◇地元の高校生と一緒に商品開発!
賀茂北高等学校と「東広島こい地鶏カレー」などのメニュー開発を行い、豊栄町で行われたセントルマルシェで販売しました。食育やビジネス体験にもつながっています。

生産・加工・販売が東広島で完結!
ひなの生産→ひなの飼育→加工・卸→販売
“オール東広島”の体制

次は料理人がほれ込む地鶏グルメの魅力

■旨味(うまみ)
◇東京の店でも好評! 口どけの良い黄金の脂に魅了され
株式会社鳥藤(東京都) 代表取締役社長 鈴木さん
当店は明治40年の創業以来、地鶏・銘柄鶏を専門に取り扱っています。東広島こい地鶏の味は、名古屋コーチンや比内地鶏などの名だたる地鶏にも引けを取らず、開発や生産に関わる皆さんの熱意にも心打たれました。現在は、麻布台ヒルズ店や通販で販売しています。東広島こい地鶏の最大の魅力は脂の口どけの良さ。水炊きにすると黄金色の脂が溶け出し、うまみと芳醇(ほうじゅん)な香りが広がります。

◇高たんぱくでうまみたっぷり機能成分も
グルタミン酸 32mg
アスパラギン酸 13mg
タウリン 290mg
アンセリン 970mg
カルノシン 450mg
(100g当たり)
情報元:広島大学大学院統合生命科学研究科研究結果による

◇手軽におうちで味わおう
レバーパテや炭火焼き、生ハムなどの加工商品が、「道の駅湖畔の里福富」や「道の駅西条のん太の酒蔵」などで販売されています。

◇東広島こい地鶏についてもっと知りたい!
・動画で見てみたい!
市公式YouTube
・新情報がほしい!
東広島こい地鶏 インスタグラム
※二次元コードは本紙をご覧ください。

■料理人の技が光る 鶏膳(とりぜん)
◇情熱注ぎ地鶏の良さを引き出す
石庭(高屋町) 料理長 森原さん
繊細な地鶏の香りとうまみを逃さないよう、試行錯誤を重ねながら親子丼などのメニューを考案。中でも「一風堂」と共同開発した中華そばは「おいしさを丸ごと味わえる一杯」に。生産に携わる皆さんの熱い思いに感動し、料理人として情熱を注ぎました。

◇料理で東広島ブランドを育てたい
華ごころ(西条町)  代表 宮岡さん
ほどよいかみ応え、深いうまみが魅力。炊き込みご飯に炭火焼きの東広島こい地鶏をのせて、地鶏の良さが味わえる「わっぱめし」にしました。東広島のブランドを、真心込めたおいしい料理で育てていきたいです。

◇東広島こい地鶏が食べられる店舗を詳しく紹介!
・食べてみたい!
東広島おでかけ観光サイト ヒガシル
※二次元コードは本紙をご覧ください。

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※二次元コードは本紙をご覧ください。

問合せ:ブランド推進課
【電話】082-422-1032