子育て 子どもが主役!未来をつくるまなびのチカラ

市内の小中学校で行われている“学び”を紹介します

■吉田小学校
◇心の奥にある思いに向き合い「自分」という存在を描く
1913年から受け継がれている吉田小学校の自画像制作。2月20日(木)、6年生が鏡の中の自分と向き合いながら挑みました。この取り組みは、児童たちの愛校心を育み、将来への展望を持たせることが目的。「どんな表情を描こうか」「どんな未来を思い描こうか」。さまざまな思いを巡らせながら、4時間かけて一人一人の「自分」がキャンバスの上に浮かび上がります。真剣に自分と向き合い、一筆一筆に思いを込めたこの経験は、児童たちにとってかけがえのない思い出となったはずです。
※今年も広島女学院大学の三桝正典教授を講師に迎え、描き方を学びながら制作を進めました。

目は大きさや場所によって印象が変わるので、何度も描き直して、うまく描けたと思います。お父さんが描いた自画像も見たのですが、自分の方が上手にできたかなと思いました(笑)。あと、卒業生が描いた絵がずっと残り続けるのはすごいなと感じました。将来は気象予報士になって、正確な予報をすることで災害の被害を減らすことに役立ちたいです。
下瀬 穂佳(しもせ ほのか)さん

お母さんやおばあちゃんが昔やったことを、自分もできてうれしかったです。眉毛は毛がいろいろな方向に生えている感じを上手く表現できたと思います。難しかったのは鼻の形で、20回くらい描き直しました。将来の夢は信頼される薬剤師。お父さんが薬剤師として働いている姿を見て、かっこいいと思ったからです。夢を叶えるために勉強を頑張ります!
松永 都和(まつなが とわ)さん

問合せ:学校教育課
【電話・お太助フォン】42-5628