- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県江田島市
- 広報紙名 : 広報えたじま 第253号(令和7年11月号)
本市では毎年、「市の財政が今どのような状態にあるのか」を市民の皆さんにお知らせするため、歳入歳出の概要、財産や借入金の状況などを公表しています。
今回は、令和6年度の決算状況をお知らせします。なお、令和6年度決算は9月議会で認定されています。
令和6年度決算書は、図書館や市民センターで見ることができます。
■一般会計歳入総額 156億5,405万円

自主財源:41億3,594万円(26.4%)
依存財源:115億1,811万円(73.6%)
▼一般会計決算の概要
歳入は、156億5405万円で、前年度比0.3%の減となりました。歳出は、153億7904万円で、前年度比0.1%の減となりました。
歳入額から歳出額を差し引いた形式収支は2億7501万円で、このうち令和7年度に繰り越した事業に充てるための財源6793万円を除いた2億708万円が実質的な黒字額となります。
▼歳入歳出の構成比
▽歳入
市税などの自主財源は41億3594万円(26・4%)で、地方交付税や国・県支出金などの依存財源が115億1811万円(73・6%)となっています。
自主財源は、葬斎センター施設整備負担金や地域開発事業特別会計の廃止により土地売払収入を繰入れたことにより繰入金が増加した一方、市税や繰越金が減少しました。
依存財源は、市債や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの国庫支出金が減少しました。
▽歳出
人件費、扶助費、公債費の義務的経費が74億5868万円(48・5%)で、普通建設事業費などの投資的経費が20億2538万円(13・2%)、物件費・補助費等のその他の経費が58億9498万円(38・3%)となりました。
歳出で比率の高い義務的経費では、人件費が人事院勧告による給与の改定などにより増加し、投資的経費は、災害復旧事業費が減少しました。また、その他の経費は、投資及び出資金・貸付金が減少し、県道維持修繕業務などの維持補修費が増加しました。
■一般会計歳出総額 153億7,904万円

義務的経費:74億5,868万円(48.5%)
投資的経費:20億2,538万円(13.2%)
その他の経費:58億9,498万円(38.3%)
■財産・基金・市債残高

※一般会計のうち約130億5,735万円は、償還時に普通交付税に算入されるので、市の実質的な負担は、約36億8,527万円の見込みです。
■人口1人当たりにしてみると
人口:20,555人(R6.4.1現在・外国人を含む)
▽歳入 76万1,569円
自主財源:20万1,213円(市税…11万8,036円)
依存財源:56万356円(地方交付税…31万8,784円)
(基金残高)一般会計…48万999円
(市債残高)一般会計…81万4,528円
▽歳出 74万8,190円
※主な費目の事業費
総務費:14万5,149円
衛生費:5万5,667円
土木費:4万8,959円
教育費:5万6,008円
民生費:21万9,777円
農林水産業費:3万1,277円
消防費:3万2,566円
公債費:9万4,999円
