くらし 市長コラム 希望の風(市長の部屋)

■64年ぶり開催 関門連携市民 野球大会(前編)
こんにちは!前田晋太郎です。
皆さんは「関門連携」という言葉をご存じですか?
お隣の北九州市とは、美しい関門海峡をまたいで、これまで長い歴史と生活圏を共有し歩んできました。両市のさらなる発展のため、「関門連携」をキーワードに、さまざまな取り組みを進めています。北九州市の武内市長と議論を重ねる中で、昨年度いくつかのチャレンジをしました。その中の一つが「関門連携市民野球大会」です。
今から64年前に開催された最後の交流試合。その勝者は、私たち下関市でした。大会ルールでは、勝者に大きな「優勝盾」が渡されることとなっています。しかしなぜか、その盾は下関市に渡ることなく、64年間、門司に眠ったままとなっていたのです。
北九州市の皆さんがこれに気付いて、武内市長を通じて教えてくれ、私たちも優勝盾を確認しました。盾には、第1回から第3回大会の勝者の名前が刻まれており、最後に刻まれた勝者は「下関市」となっています。
「武内市長、最後に下関市が勝ったと刻まれているのだから、この盾はさっそく下関市に返してくださいよ」と、私が言うと、武内市長はなんと驚きの発言をしたのです!
(7月号に続く…)