くらし 市長コラム 希望の風(市長の部屋)

■新章突入! 下関市立大学 未来への一歩
皆さんこんにちは! 前田晋太郎です。
下関市立大学の存在はもちろん知っていただけていると思いますが、今、市立大学が大いに盛り上がっていることは、ご存じでしょうか?
8年前に私が市長に就任した際、「市立大学を総合大学に」という公約を掲げました。少子化問題や都市間競争に打ち勝つため、学生から目標とされ「選ばれる」大学に成長しなければ、下関の未来は厳しいものになると考えたからです。
総合大学を目指す。つまり、約70年間経済学部一つで歩んできた単科大学に、新たに学部を増設し、大学を大きくすることを目標にしたわけです。
その後、さまざまな議論を重ね、議会をはじめ多くの方のご理解ご協力を頂き、令和6年に「データサイエンス学部」を、そして今年「看護学部」をスタートさせることができました。新たに82人の看護学部生を迎えての入学式。人でいっぱいに埋まった体育館の新鮮でエネルギッシュな景色に、私は感動しました。志願者も多く、志願倍率は全国でトップクラスと、多くの学生の注目を集めています。
この大学で学んだ若者たちが世界中で活躍している姿を思い浮かべると、それだけでなんだか明るい未来を想像してしまう私は、単純すぎるでしょうか。皆さんぜひこれからも、応援をよろしくお願いいたします。