くらし 防府○○さんぽー華浦(かほ)地区ー

■桑山公園
桑山は防府市の中心にある、標高107.4mの小さな山です。ウォーキングコースとして、また、春にはお花見を楽しめます。

■大楽寺
大楽寺の梵鐘(ぼんしょう)は、防府市の有形文化財に指定されています。もとは三田尻御舟倉の時鐘でしたが、御舟倉が廃止された後、大楽寺に移されました。
また、楫取素彦・美和子夫妻のお墓と俳優・夏目雅子さんのお墓があることでも有名です。

■小烏(こがらす)神社
1867年11月25日、薩長連合全軍がここに集結し必勝祈願の後、倒幕の途についたという、鳥羽伏見の戦いと戊辰戦争の口火となった神社です。
祭神の一つとして八咫烏(やたがらす)を祀っています。八咫烏は、日本サッカー協会のシンボルになっています。写真は、今年1月にレノファ山口の選手が必勝祈願のために参拝されたときのものです。

■鞠生(まりふ)松原
鞠生町に残っている中世までの海岸線の跡です。砂の上の松が今でも残っています。

■楫取素彦(かとりもとひこ)・美和子(みわこ)終焉の地
岡村町にあった楫取男爵邸は、敷地面積500坪の大豪邸でした。楫取素彦・美和子夫妻は、晩年をこの邸宅で過ごしました。

■英雲荘
・毛利 重就 生誕300年
1654年、2代萩藩主毛利綱広(つなひろ)が建てた藩の公館です。その後、7代藩主の重就(しげたか)が1783年に大規模な改築を行い移り住み、晩年の6年間を過ごしました。「英雲荘」は重就の法名にちなんで命名されました。

■老松(おいまつ)神社
境内にあるクスノキは樹齢2,000年と言われる山口県指定天然記念物です。根本の周囲は約16m、高さは約20mもあります。
「女尻相撲大会」は、地名の「三田尻」にちなみ、1996年(平成8年)に始まりました。写真は、今年7月に行われた大会の様子です。

■防府市立華浦小学校
1686年に河野養哲(かわのようてつ)が創立した「越氏塾(えっしじゅく)」が起源です。家塾から郷校、華浦小学校と、その歴史と教育への情熱は330年以上続いています。

■山口県立華浦(はなうら)病院・医学校跡(松原児童公園)
1874年に創設され、診療と医師養成の教育を行いました。華浦病院は、看護人がつき、生活が苦しい患者の治療費は無料でした。華浦医学校は、外国の機器を輸入し、最新の西洋医学を翻訳して教えていました。そのため、県外からも多くの入学者がいました。