くらし 長門の人60

■お客さまの「ありがとう」が心の励みに
油谷郵便局 中津留(なかつる)小雪(こゆき)さん

~長門市で働く若者に聞く~
高校卒業後、地元長門市で郵便局に勤務する中津留さん。窓口でお客さまと接する日々の中で感じるやりがいや、地元で働く楽しさについて話を伺いました。

◇どのような仕事をしていますか?
郵便・貯金・保険の3つの窓口を担当しています。お客さま一人ひとりに合った商品やサービスを提案できるよう心がけています。

◇地元・長門市で働こうと思った理由は?
高校卒業後の進路を考えたときに、住み慣れた環境で家から通える職場がいいなと思いました。せっかく長門で働くなら、地域の人の役に立ちたいという気持ちもあり、郵便局を選びました。

◇仕事の中でやりがいを感じる瞬間は?
お客さまから「ありがとう」と言ってもらえることが何よりうれしいです。幅広い世代の方と交流できるのは、この仕事ならではだと感じています。また、職場の先輩方がとても優しく、お客さまからも「この郵便局は居心地がいいね」と言ってもらえるほど、温かい雰囲気で楽しく働けています。
まだ経験は浅いですが、これからさらに経験を積んで、よりお客さまに寄り添ったサービスを提供できるよう頑張りたいです。

◇働いてみて感じる「長門の良さ」は?
お客さまとの交流を通して、長門の皆さんの親しみやすさや温かさを改めて実感しています。また、観光で訪れた方が郵便局に立ち寄られた際に「長門は景色がきれいだね、食べ物がとても美味しかった」と言ってもらえることがあり、自分が当たり前に思っていた景色や食材が誇れるものだと気付かされました。改めて「自慢のまち」だと感じています。

◇長門市の好きな場所は?
休日には、よく愛犬を連れて千畳敷に行きます。景色が最高で、リフレッシュできます。私にとって長門で一番のお気に入りの場所です。

◇地元で働きたいと考えている若い人たちへ
都会での生活も考えたことはありましたが、実際に地元で働くと居心地が良く、気付かなかった魅力にも出会えます。
長門市には誇れる景色や食べ物、人の温かさがあり、自慢の場所です。私のように地元で働く若い世代には、長門の魅力をどんどん発信してほしいです。