くらし 【特集03】人権を考えるPart1

「誰か」のこと　じゃない。人権が尊重された　心豊かな地域社会を目指して

12月4日～10日は人権週間
昭和23年12月10日、国連総会で世界人権宣言が採択されたことを記念し、毎年12月10日を「人権デー」と定めています。法務省と全国人権擁護委員連合会では、人権デーを最終日とする一週間を「人権週間」とし、各種の人権啓発活動を行っています。

■自分や身近な人の問題として考える
私たちは、誰もが大切な一人として尊重される存在です。
法務省では、次の18項目を具体的な課題として啓発活動を実施しています。

*女性の人権を守ろう
*こどもの人権を守ろう
*高齢者の人権を守ろう
*障害を理由とする偏見や差別をなくそう
*部落差別(同和問題)を解消しよう
*アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう
*外国人の人権を尊重しよう
*感染症に関連する偏見や差別をなくそう
*ハンセン病患者、元患者やその家族に対する偏見や差別をなくそう
*刑を終えて出所した人やその家族に対する偏見や差別をなくそう
*犯罪被害者やその家族の人権に配慮しよう
*インターネット上の人権侵害をなくそう
*北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
*ホームレスに対する偏見や差別をなくそう
*性的マイノリティに関する偏見や差別をなくそう
*人身取引をなくそう
*震災などの災害に起因する偏見や差別をなくそう
*ゲノム情報(遺伝情報)に関する偏見や差別をなくそう

■地域の身近な存在　人権擁護委員
法務大臣から委嘱した民間のボランティアである人権擁護委員による人権相談や人権啓発活動を行っています。
◇人権相談
人権についての悩みや困りごとは、市役所で開設される特設人権相談所で人権擁護委員が相談に応じています。

◇啓発活動
人権について関心を持ってもらえるように、街頭啓発や学校と連携した人権教室、人権の花運動など、さまざまな啓発活動を行っています。
今年は、ながとブルーエンジェルスによるスポーツじんけん教室の初開催や小学校での人権の花運動、人権教室、中学生人権作文コンテストを実施し、子どもたちの豊かな人権感覚育成の活動を行いました。

■悩んだときの相談は
人権を侵害されたと感じたときは、下記の窓口に連絡してください。

◇人権擁護委員への相談
相談日時など、市民活動推進課人権推進室へご連絡ください。
【電話】0837-23-1299

◇電話・インターネットでの相談
・山口地方法務局萩支局
【電話】0838-22-0478

・みんなの人権110番
さまざまな人権問題についての相談
【電話】0570-003-110

・子どもの人権110番
いじめ、虐待など、子どもの人権問題に関する相談
【電話】0120-007-110

・外国語人権相談ダイヤル
日本語を自由に話すことができない人からの人権相談
【電話】0570-090-911

・インターネット受付窓口相談
フォームに内容等を入力して送信すると、後日最寄りの法務局からメール、電話または面談により回答
相談フォームはこちら
(※詳細は本紙をご参照ください。)

◇LINEじんけん相談
受付時間(月～金)8：30～17：15
チャット形式による相談です。
(※詳細は本紙をご参照ください。)

問合せ：市民活動推進課
【電話】23-1299