くらし 長門の人62

■大津緑洋高等学校水産校舎3年
廣津(ひろつ)素瑠(そる)さん

難関の甲種危険物取扱者試験に、大津緑洋高等学校で初めて合格した、水産校舎3年生の廣津さんにお話を伺いました。

○甲種危険物取扱者試験に合格したときの気持ちを教えてください
1カ月間、毎日欠かさず勉強してきたので、本当にうれしかったです。9月に入ってからは、1日4~5時間、過去問を中心に取り組みました。これまでで一番勉強したと感じていますし、努力すれば結果につながるという自信にもなりました。

○なぜ甲種危険物取扱者の取得を目指したのですか
将来、フェリーの機関士になりたいという目標があります。重油や軽油などを扱う仕事なので、必要な資格だと考えました。
2年生のときに海友丸での乗船実習を経験し、船員さんの話を聞く中で、資格があれば将来に役立つと感じ、挑戦を決めました。

○難関といわれる試験に向けて、どのような工夫や努力をしましたか
特に難しい物理や化学の計算問題から重点的に勉強し、苦手分野を克服していきました。学校には甲種危険物取扱者の資格を持つ先生がいらっしゃり、問題の解き方や解く順番を丁寧に教えていただきました。
また、勉強に集中するため、スマートフォンの使用を制限し、ゲームやインターネットから距離を置いたことも工夫の一つです。勉強できない日でも、30分、1時間と短い時間でも必ず机に向かい、努力を絶やさないことを大切にしました。

○なぜ山口市から水産校舎へ進学したのですか釣りが
釣りが好きで、入学前から長門によく訪れていました。長門で知り合った方から「水産校舎では海のことも学べるし、釣りもできるよ」と勧められ、海について知りたいと思ったのがきっかけです。山口市では、山あいに住んでいたため、毎日海を眺める暮らしは新鮮で、街のにぎわいも印象的でした。

○これからの目標を教えてください
フェリーの機関士を目指すため、専攻科に進学し、船舶のエンジンや造水装置など、海洋技術をさらに学びます。現状では国内での就職を考えていますが、今後は英語力も身につけ、在学中に海技士1級の筆記試験に挑戦したいと考えています。今回の合格で得た自信を胸に、これからも一つひとつ挑戦を重ねていきたいです。