子育て 和木町海外派遣(ホームステイ)事業 ニュージーランド

7月28日から16日間、中学生10名、高校生2名がニュージーランドオークランドへの語学研修に行きました。海外の一般家庭に滞在し、現地の学校へ通学することで語学力の向上とともに豊かな国際感覚を身に付ける機会となりました。

◆参加者の感想
ホストファミリーは3人家族で、初対面では、英語が完璧でないことに緊張しました。しかし、笑顔で温かく迎えてくれたためすぐに打ち解けられました。食卓では日本文化についての質問を受けたり、自分の夢や趣味について会話したりすることで、日本に対する興味を感じ、嬉しく思いました。ホストファミリーと一緒に調べながら自国の文化をより深く理解する機会ともなりました。
現地の学校では、初日にポフィリという伝統的な歓迎儀式により温かく迎えてくれました。授業は全て英語でしたが、先生方はとても気を配ってくださり、「わからない」と伝えると理解するまでしっかり教えていただきました。主にマオリの文化を学び、ニュージーランドの人気スポーツであるラグビー体験や伝統的なクラフトも行いました。
この研修を通じて、ニュージーランドの文化や知識を得たことに加え、コミュニケーション能力も大幅に向上しました。完璧な英語を話せなくても自己表現する方法は多様であり、実際に行動に移すことで多くの学びがあったと感じています。これからは、自分を十分に表現できる方法を活用し、日本人以外の多様な人々ともコミュニケーションを深めていきたいと思っています。
(齋藤ちひろ)

私は英語の会話やホストファミリー、学校の友達との関係に不安を感じていたものの、実際には多くの学びや成長があり、充実した毎日でした。ホストファミリーとの時間では、日本の食文化について説明する際に、言葉が完璧でなくても感情を伝えることができると感じ、それが大きな成長につながりました。学校では、現地の子供たちと遊ぶことで交流が深まりました。
彼らが誘ってくれたおかげで鬼ごっこや縄跳び、バレーボールを楽しむことができ、言葉の壁を越えて友情が芽生えました。活動を通じて心を通じ合わせることができると実感しました。
ニュージーランドでの生活では、英語で説明することの難しさにたびたび直面しましたが、挑戦し続けることで何とか通じ合えました。ホストファミリーや友達が理解してくれる姿を見て、自分の表現力への自信が高まり、これが一番の成果だと感じています。このように、文化や習慣の違いを乗り越え、相手を理解しようとする姿勢が人と人とのつながりにつながることを学びました。
今後は、この経験を生かして英語力を高め、「間違えても挑戦する勇気」を持ち続けたいと考えており、世界中の人々と交流することを目指していきます。ニュージーランドでの経験は私にとってかけがえのないものであり、それを自信に変えて挑戦を続けていきたいです。
(松田莉乃羽)

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