くらし 消費者生活相談だより Vol.242

◆つけ爪用接着剤によるやけどに注意
◇相談
つけ爪用接着剤を太もも、机、じゅうたんにこぼした。太ももが熱くなり驚いて見るとデニムが溶けて、やけどをしていた。こんなことにならないためにはどうすればよいか。

◇回答
つけ爪用の接着剤などのシアノアクリレート系の物質が含まれる瞬間接着剤を使用する時は、ポリエチレンシート等接着剤が染みこまないものの上で、ポリエチレン手袋を装着して扱い、誤って衣類に付着させた場合は、発熱しないよう大量の水をかけることを助言した。

◇ワンポイント講座
瞬間接着剤は、繊維質のものに染み込んで表面積が拡大すると、空気中の水分との急激な化学反応により発熱し、やけどをする場合があります。
家具等にこぼした場合は、ポリエチレン手袋をしたうえ、布などで手早く拭き取ってください。拭き取った布なども発熱のおそれがあるため注意しましょう。
手指の皮膚についた場合は、発汗作用によってはがれるので、40℃程度の湯の中でもむようにしてはがしましょう。

問合せ:
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消費生活相談(火曜日のみ)【電話】35-5310
山口県消費生活センター【電話】083-924-2421