- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県上関町
- 広報紙名 : 広報かみのせき 令和7年6月号
■10名の新入生が入学
4月8日に令和7年度入学式を行いました。10名の新入生が上関中学校の仲間入りをして、全校生徒は32名となりました。新入生代表の宣誓では「校則を守り、よい校風を引き継いで立派な中学生になる」や「自分の将来のため、上関町の未来のために大いに努力する」という言葉で、大変頼もしく感じました。
入学式の日には、県漁協室津支店から入学のお祝いとして40cmの大きな真鯛をすぐに食べられるように下処理したものがプレゼントされました。漁協の方は「めでたい日に上関の魚を食べて、上関の海を好きになってほしい」というお言葉がありました。新入生も気持ちのこもった大きなプレゼントに大喜びでした。
■素晴らしい習慣
上関中学校は校舎が新しくきれいですが、生徒の心もきれいです。それが目に見えて現れている一つの場面が、教室を移動して授業を受けているときです。一番上の写真は音楽室で授業を受けているときの廊下の様子です。全員のスリッパが見事にそろっています。真ん中の写真は移動した後の教室の様子です。すべての席の椅子がきちんと入っています。一番下の写真のようにロッカーの中もとてもきれいです。ロッカーの形の都合で教科書やファイルを立てて収納することはできませんが、それでも種類ごとに分けて、きれいに収納しています。これが一部の生徒だけでなく、全員、全学年でできています。素晴らしい習慣が身についていると、とても感心しました。
※掲載の写真は本紙をご覧ください。
■学校と地域が連携する柱
5月16日に、今年度1回目の学校運営協議会が開かれました。学校運営協議会とは、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むための話し合いを行う会議です。山口県では全ての小中高等学校でこの仕組みが導入されています。この日の会議では、上関小中学校の学校運営の方針、地域と共に取り組む活動について話し合いました。地域と共に取り組む活動については「地域連携」、「環境安全」、「体力健康」の3つの部会に分かれて活動を進めていきます。「地域連携」部会では道徳の授業への参加を含めた地域と連携した学習活動、「環境安全」部会では学校や地域の環境整備、通学路の安全点検、「体力健康」部会では合同運動会での大橋音頭を盛り上げる方法や健康づくり教室について話し合いました。これから部会ごとに取組を進めていきます。活動について、随時ご案内させていただきますので、地域の皆様もぜひ学校に足を運んでいただければと思います。