- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県平生町
- 広報紙名 : 広報ひらお 令和7年(2025年)6月号 No.1358
「キキクル(警報の危険度分布)について」
大雨時においては、土砂災害や地表面にたまった水による浸水害、洪水水害の可能性があります。そうした災害を事前に把握するため、気象庁が提供している土砂キキクル(危険度分布図)を紹介します。
●土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)とは
土砂キキクル(大雨警報(土砂災害)の危険度分布)は、大雨による土砂災害発生の危険度の高まりを、地図上で1km四方の領域(メッシュ)ごとに5段階に色分けして示す情報で、気象庁のホームページで確認することが可能です。常時10分ごとに更新されていて、大雨警報(土砂災害)や土砂災害警戒情報等が発表された時には、土砂キキクルにより、どこで危険度が高まっているかを把握することができます。5段階の危険度の色分けは、「災害切迫」(レベル5相当)、「危険」(レベル4相当)、「警戒」(レベル3相当)「注意」(レベル2相当)、「今後の情報等に留意」(レベル1相当)となっており、例えば「災害切迫」(レベル5相当)が出現した場合、土砂災害警戒区域等では、命に危険が及ぶような土砂災害が切迫しているか、すでに発生している可能性が高い状況となります。
●土砂災害から命を守るための3つのポイント
災害の被害を防ぐためには、一人ひとりが土砂災害から命を守れるように備えておくことが重要です。そのために知っておくべき、3つのポイントを紹介します。
(1)土砂災害ハザードマップ等により自らの居住区域の危険度を把握する。
(2)雨が降り出したら土砂キキクルや発令される警報・注意報等の情報を確認する。
(3)早めの避難を心掛ける。
(出典:気象庁ホームページ)
土砂キキクルにかかわらず、町から避難情報が発表された場合には速やかに避難行動をとってください。
また、災害に遭う前に、安全なエリアにお住いの親戚や知人等、いざというときに身を寄せることができる安全な場所(人)を確保することができる世帯は、あらかじめ相談しておきましょう。
早目の避難で、大切な命を守りましょう!
問合せ:町役場総務課 地域安全班
【電話】56-7111