- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県平生町
- 広報紙名 : 広報ひらお 令和7年(2025年)10月号 No.1362
『つけ爪用接着剤によるやけどに注意を』
◆相談
つけ爪用接着剤を太もも、机、じゅうたんにこぼしてしまった。こぼれた部分を見ると、接着剤が付いた部分のデニムが溶けていた。太もももやけどするような熱さを感じた。
今後このような失敗をしないために、こぼしてしまった時の対応や準備などどのようにすればよいだろうか。
◆アドバイス
つけ爪用の接着剤などのシアノアクリレート系の物質が含まれる瞬間接着剤を使用する時は、ポリエチレンシート等接着剤が染みこまないものの上で作業を行い、安全のためにポリエチレン手袋を装着して扱ってください。
また、誤って衣類に付着した場合は、発熱しないように大量の水を安全な場所でかけてください。
◆ワンポイント
瞬間接着剤は、繊維質のものに染み込んで表面積が拡大すると、空気中の水分との急激な化学反応により発熱し、やけどをする場合があります。
家具等にこぼした場合は、安全のためポリエチレン手袋を装着し、布などで手早く拭き取ってください。拭き取った布なども発熱の恐れがあるため、水に漬けるなどをして注意をしましょう。
手指の皮ふについた場合は、発汗作用によってはがれるので、あせらずに40℃程度のお湯の中でもみ洗いしましょう。
問合せ:柳井地区広域消費生活センター
【電話】22-2125