くらし 町長コラム 打てば響く

■新たなフェーズへ飛躍の午年
今年は、午年(うまどし)、昔から飛躍や前進の年と言われています。
また、漢字の「八」は末広がり、数の「8」は横に倒せば無限(∞)となります。
そういえば最近、この阿武町のいたるところに、行動力のある若い人たちが増えてきたように感じるのは私だけでしょうか。
農業、漁業、林業は勿論ですが、製造業やサービス業においても、あちらこちらで若い人がしっかりと発言し、力強く行動している姿を頻繁に見かけるようになりました。
私は、このことは、口を開ければ、やれ「過疎だ」、「高齢化だ」と言ってきた阿武町のまちづくりが、正に今、大きな変革、新たなフェーズ(段階、局面)に入りつつある証だと感じています。
「町の活性化」とよく言いますが、「活性化」という言葉の語源は科学用語で、複数の違った液体や気体が混ざったとき、分子が活発に動き、反応し、熱を発したり新たな性質のものに変わったりすることだと聞いたことがあります。
そして、私は今、これまでの色々な仕掛けや仕込みの効果が発現し、やっと訪れたこのチャンスを絶対にモノにしなければならないと強く思っています。
もっと多くの若者を阿武町に呼び寄せ、あるいはUターンを促し、町のいたるところで化学反応を起こさせる。
そして、若者が中心となって新たな価値観、世界観のもとで行動を起こし、そこに幅広い世代が共鳴し、町のあちこちで新たなまちづくりの動きが出てくる。
夢にまで見た、そんな町づくりの大きなうねりが訪れるような予感です。
令和8年を、ぜひこうした阿武町のまちづくりの新たなフェーズの元年、飛躍の午年にしたいものです。

花田憲彦(はなだのりひこ)町長