子育て 取り組み紹介!(日和佐小学校)ひわさSDGsもってけおいてけマーケット

■ひわさSDGsもってけおいてけマーケット」とは
使わなくなった制服や体操服を学校に寄付してもらい、それらの服を陳列し、必要な人が必要な分をもらっていく、フリーマーケットのような取り組みです。ただフリーマーケットとは違い、すべて無償で行われています。
現在はブレザー、スカート、体操服の長袖、長ズボン、給食エプロンがあります。

■始まった経緯
日和佐小学校では使わなくなった制服や体操服の再利用を行っています。始まりは保健室に多くの制服や体操服が眠っていて、利用回数が少なかったので、どうにかして有効に活用できないかと考えていたのがきっかけでした。
そこでフリーマーケットのような形で、着なくなった制服や体操服を必要とする人の手に渡るよう「ひわさSDGsもってけおいてけマーケット」がスタートしました。

■この取り組みを通じて
このマーケットの掲示物は児童が作っています。
古着の廃棄問題は社会としても大きな問題となっており、家庭から出る手放した衣服は60%以上が廃棄されている現状があります。この取り組みを通じて、SDGsを身近なものと感じてもらいたいとの思いがこもっています。先生からは「児童と一緒に考え、少しずつでもSDGsの取り組みを進めていきたい」との思いを語ってもらいました。
他にもペットボトルの蓋や捨てるような衣服を使って休み時間にハンドクラフトの作品を作ったりと、捨てるようなものを材料として使い先生と児童が一緒に楽しみながら学びの機会となっています。

■メッセージ
今後は現在あるブレザー、スカート、体操服の長袖、長ズボン、給食エプロンの他に紅白帽子や襟付きの白いシャツもあればうれしいとのこと。みなさんも家で眠っているブレザーや体操服等があれば、日和佐小学校の取り組みに協力してみませんか。

■関連するゴール
一覧については本紙をご参照ください

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▽導入目的
美波SDGsリビングラボを通じて地域活動を発信・共有することで、SDGsのワードのもとで皆さまが繋がれる場所になることを目的としています。まずは皆さまのSDGs宣言の登録をして、美波町とともに地域課題の解決や地域活動に参加し、お互いに協力し合いませんか。

▽利用方法
町民の方々や企業・団体様なら誰でも利用できます。詳しくは本紙右のQRコードから美波町HPをご覧ください。
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