- 発行日 :
- 自治体名 : 徳島県美波町
- 広報紙名 : 広報みなみ 2025年8月号
子どもの権利とは、全ての子どもたちが生まれながらにして持つ基本的人権のことで、子どもが毎日を安心して健やかに成長できるようにするためになくてはならないものです。
「子どもの権利条約」は、世界中すべての子どもたちが持つ権利(人権)を定めた条約です。18歳未満の児童(子ども)を、権利をもつ主体と位置づけ、おとなと同様にひとりの人間としての人権を認めています。
■子どもの権利条約の4つの原則
「子どもの権利条約」には、4つの原則があります。この4つの原則は、それぞれ条文に書かれた権利であると同時に、条約で定められているほかの権利を考えるときに、常に合わせて考えることが大切です。
詳しくは本紙右のQRコード「unicef子どもの権利条約」をご覧ください。
▽差別の禁止
すべての子どもは、子ども自身や親の人種や国籍、性、意見、障がい、経済状況などどんな理由でも差別されず、条約の定めるすべての権利が保障されます。
▽子どもの最善の利益
子どもに関することが決められ、行われる時は、「その子どもにとって最もよいことは何か」を第一に考えます。
▽生命、生存及び発達に対する権利
すべての子どもの命が守られ、もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療、教育、生活への支援などを受けることが保障されます。
▽子どもの意見の尊重
子どもは自分に関係のある事柄について自由に意見を表すことができ、大人はその意見を子どもの発達に応じて十分に考慮します。
■こどもの人権SOSミニレター
法務省の人権擁護機関では、学校におけるいじめ、体罰、児童生徒に対する暴言その他の不適切な指導、家庭内における虐待など、こどもをめぐる人権問題に対する活動として、全国の小学校・中学校の児童・生徒に「こどもの人権SOSミニレター」(料金受取人払の便箋兼封筒)を配布し、これを通じて教師や保護者にも相談することができないこどもの悩みごとを的確に把握し、学校及び関係機関と連携を図りながら、こどもをめぐる様々な人権問題の解決に当たっています。
ミニレターは、毎年、5月~7月の間に学校で配られています。保健室や図書室、地域の図書館に置いている場合もあります。すぐにほしいときには、【電話】0120-007-110(こどもの人権110番・通話料無料)に電話をすれば、ミニレターを送ります(無料)。
メールで相談したいときは、「インターネット人権相談」と検索しSOS-eメールからご相談ください。
相談内容や個人情報などの秘密は守られますので、安心して相談してください。
子どもの権利を守ることは、家庭や学校だけでなく、地域社会や全ての成人の責任でもあります。大人が子どもの権利を大切にすることは、子どもが自分の人生を選び自信と誇りを持ち生きていくよう励ますことにつながります。
一人ひとりが子どもの権利を尊重し、支えることで、より安全で健全な社会を築くことができます。
町民一人ひとりが相手を思いやり、多様な価値観を認め合う社会をめざしましょう。
「心温かい人々が暮らす、にぎやかな過疎の町」美波町であり続けるために人権について考え守っていくことがまさに、“にぎやかそ”美波町まちづくりにつながります。このコーナーでは人権に対する思いを掲載していきます。