くらし 11月は人権啓発強調月間

同和問題をはじめとする人権問題を解決するためには、私たち一人ひとりが、「人権は自分自身の生活に深く関わる自らの課題」との認識を持ち、それに対する理解を深めることが必要です。
美波町では11月を「人権啓発強調月間」と定め、美波町役場・日和佐公民館・由岐支所に懸垂幕を掲げ、すべての人の人権の尊重にむけて、関係機関・団体等の連携・協力のもと、総合的な人権啓発を推進していきます。

■「第27回みなみ・にこにこ人権フェスティバル」
11月22日(土)に日和佐公民館において「第27回みなみ・にこにこ人権フェスティバル」を開催します。
今年は、ピアニストの山本貴子さんをお迎えして人権コンサートを実施します。
みなさんの身の回りにある人権について学んでみませんか?ご参加お待ちしています。

■女性に対する暴力をなくす運動/11月12日(水)から11月25日(火)(女性に対する暴力撤廃国際日)
「DVや性暴力に気づいたら相談されたら。そのとき、私たちにもできることがある。」
配偶者等への暴力(DV)、性犯罪・性暴力、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシュアルハラスメント等の暴力は、重大な人権侵害であり、決して許されない行為です。
「女性に対する暴力根絶のためのシンボルマーク」や「パープルリボン」を利用して、社会認識を広げましょう。
期間中、役場住民生活課・由岐支所窓口でパープルリボンを配布しています。

■11月は秋のこどもまんなか月間/11月20日(木)は『世界子どもの日』
子どもの権利を保障する『子どもの権利条約(子どもの権利に関する条約)』が1989年11月20日に国連で制定されました。その日にちなみ、毎年11月は子どもの権利について考え、普及啓発する月間としています。オレンジ色のリボンをシンボルマークとして広めることで、子ども虐待問題への関心を高め、家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、児童虐待問題に対する深い関心と理解を得ることができるよう取り組むものです。
あれって虐待かもと思ったら、すこしでも虐待の可能性を感じたら、『189』へどうか迷わずお電話ください。
役場福祉課窓口ではオレンジリボンバッジを配布しています。

■ひとりで悩まずご相談ください!
▽みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)
法務省人権擁護局・全国人権擁護委員連合会では、学校や職場でのいじめ、インターネット上の誹謗中傷、差別、暴力・虐待・DV、ハラスメントなど様々な人権問題の電話による相談を受け付けています。
【電話】0570-003-110(ゼロゼロみんなのひゃくとうばん)
自動音声ガイダンスに従い、ご相談を希望する人権問題に応じ、番号を押してください。
・女性…1番
・高齢者…2番
・障害者…3番
・その他の人権問題…4番
※こどもに関する相談は、フリーダイヤル【電話】0120-007-110でも受け付けています。

町民一人ひとりが相手を思いやり、多様な価値観を認め合う社会をめざしましょう。
「心温かい人々が暮らす、にぎやかな過疎の町」美波町であり続けるために人権について考え守っていくことがまさに、“にぎやかそ”美波町まちづくりにつながります。このコーナーでは人権に対する思いを掲載していきます。