- 発行日 :
- 自治体名 : 香川県
- 広報紙名 : みんなの県政 THE かがわ 令和7年10月号
◎あなたの声を県政に生かします
今年度第1回目は善通寺市を訪問し、知事が県民の皆さんと意見交換を行いました。
いただいたご意見やご要望の一部を紹介します。
◎意見交換会の詳細はこちら
※詳しくは広報紙15ページの二次元コードをご覧ください。
■教育・文化について
◯参加者からのご意見1
給食費の無償化について、無償化を理由に住む地域が選ばれることがないよう、県の補助で全市町一律にしてほしい。また、通学路が暗く自転車通学時の事故が心配されるため、照明などの整備を見直してほしい。さらに、側溝のふたやグレーチングのずれ、網目が大きく自転車のタイヤが落ちるなどの危険があるため、安心して走れる道の確保をお願いしたい。
◯知事
給食費無償化については、自治体ごとに差が出るのは望ましくなく、国の方針を注視しつつ、進まない場合は県としても対応を検討します。子育てにかかる費用の地域差解消に努めます。
通学路の安全確保や道路の不具合については、定期的な点検と住民からの情報提供を活用し、改善を進めます。
◯参加者からのご意見2
少子化が進む中でも、善通寺の文化を後世に伝え残していくことが重要であり、その継承のために支援をお願いしたい。
◯知事
地域文化の継承活動は市や県が連携してサポートしていきます。
◯参加者からのご意見3
子ども食堂やイベントなどを通じて、子どもや親が安心できる居場所づくりに取り組んでいる。学校や公共機関ではなく、地域の「おせっかいなおばちゃん」として信頼関係を築くことが重要であり、そうした立場の人たちへのサポートをしてほしい。
◯知事
地域社会全体で子どもを見守り、育てる活動は重要であり、こうした活動が広がり、継続できるよう、県や市も積極的に支援していきたいと思います。
◯参加者からのご意見4
NPO法人として子育てひろばや子ども食堂、ひとり親家庭支援、不登校児の居場所づくりなど幅広く活動している。近年は不登校などの利用希望者が増加するとともに、複合的な課題を抱える家庭も増えているが、市内、近隣自治体ともに地域資源が不足している。また、行政と連携した支援が必要であるが、個人情報の取り扱いなどが課題になっている。
◯知事
かがわ子育てステーションなどの充実とともに、その認知度向上に努めます。また、行政との連携に関する課題について、県や市へ相談していただければ対応します。
◯参加者からのご意見5
香川県の若者は地元志向が強いが、地元に仕事が少ないため人口流出が止まらない。高松への機能集中を避け、中讃・西讃地域にも仕事や県の機能を分散させるべき。
◯知事
交通の利便性向上や高松一極集中の是正に向け、県内全域で住みやすい環境づくりを目指します。