健康 地域包括支援センター「おたっしゃだより」vol.28

■しっかり予防で安心の夏 熱中症を防ぎましょう
熱中症は、危険な体温上昇と脱水状態により起こります。高齢者は暑さを感じにくく、体内の水分量も少ないため、熱中症のリスクが高まり、特に注意が必要です。

◇昨年度の市内の状況
・市内で、熱中症により救急搬送された人の6割以上が高齢者です。
7月は6月の2.4倍で、8月はさらに搬送者が増えています。
・屋内で発生する熱中症の多くは自宅で、そのうち7割以上が高齢者です。
梅雨明けは熱中症の危険性が増します。声を掛け合い、みんなで熱中症を予防しましょう。

◇こまめに水分・塩分を補給しましょう!
喉が乾いていなくても、1時間ごとにコップ1杯くらいの水分を取ってください。入浴前後や起床後も水分を補給し、大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに補給をしましょう。
※治療中の人は、かかりつけ医の指示に従ってください。

◇エアコンを上手に使いましょう!
昼夜問わずエアコン・扇風機などを使用して温度調整をしてください。体感ではなく、温度計や湿度計を見て確認しましょう。

◇体調管理に気を付けましょう!
日頃の食事摂取や十分な睡眠で、体調管理を行うことも大切です。

◇熱中症警戒アラートに注意しましょう!
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高くなると予想される日をお知らせするものです。前日の夕方または当日の早朝に、都道府県ごとに発表され、テレビなどを通じて発信されます。
熱中症警戒アラートが発表されたら、外出予定を見直し、できるだけ室内の涼しい場所で過ごしてください。

■7月のご案内
◇もの忘れ相談会(要予約)
日時:7月7日(月)・8月4日(月)午後2時~3時
場所:みとよ未来創造館
受付:前週の金曜日まで

申し込み・問い合わせ:地域包括支援センター
【電話】73-3021

◇家族介護教室(要予約)
内容:あなたのための熱中症対策
日時:7月11日(金)午後1時30分~3時30分
場所:豊中庁舎

申し込み・問い合わせ:とよなか荘
【電話】56-6400

◇つなぐ会
もの忘れが気になる人と家族の交流会
日時:7月24日(木)午後2時~4時
場所:みとよ未来創造館

◇みとよ元気運動塾
転倒予防のための運動教室

◇高齢者あんしん相談
認知症や介護に関すること、成年後見制度や高齢者虐待などの相談

◇脳きらり教室
認知症予防の教室
内容:「シナプソロジーで脳を活性化・骨折予防について」

■オレンジかふぇのお知らせ
認知症が気になる人、認知症の人とその家族、医療・福祉の専門職など、誰もが気軽に集える場所です。
料金:100~300円

問い合わせ:
地域包括支援センター【電話】73‒3021
南部高齢者サポート【電話】67‒3788