- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県新居浜市
- 広報紙名 : 市政だより「にいはま」 令和7年(2025年)12月号
■今日からはじめよう!健康とお財布を守る、かしこい医療の使い方
生活習慣、健診、お薬、かかりつけ
あなたの選択が、未来の医療費負担を少なくすることにつながります。
[STEP1]生活習慣を整えましょう
適度な運動、バランスの良い食事、十分な休養の習慣をつけ、健康を維持しましょう。
[STEP2]さあ行こう 今年も健診
健診後は結果に応じて生活習慣を修正し、生活習慣病の発症・重症化の予防に努めましょう。
病気を早期に発見できれば、医療費の負担も少なく済みます。
[STEP3]ちょっとした体調不良(風邪や軽いけが)は、自分で手当てしましょう
ドラッグストアなどで市販されている医薬品を上手に利用しましょう。
「セルフメディケーション(自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること)」により、健康とお財布を守りましょう
●医療費節 約8つの心がけ
(1)「かかりつけ医」を持つ
病状や病歴、体質などを踏まえ、一人ひとりの状態に応じた診療や、健康づくり全般についての相談ができます。専門の医療機関を受診する必要がある場合も、かかりつけ医の紹介状を持参すると、選定療養費の支払いが不要になります。
(2)平日の診療時間内に受診する
夜間や休日は緊急性の高い患者のための診療時間で、医療費が割高に設定されています。
(3)重複受診(病院のかけもち)は避ける
同じ病気で複数の医療機関を受診すると、受診するたび、余分に初診料などもかかります。
(4)後発医薬品を利用する
開発コストがかからない分、新薬より低価格です。効き目や安全性に違いはありません。先発医薬品を希望した場合、特別の料金(先発医薬品との価格差の4分の1相当)が加算されます。
(5)バイオ後続品を利用する
治療困難だった病気にも効果が期待できる新薬・バイオ医薬品をご存じですか?製造過程の複雑さなどから、非常に高価となる場合があります。
バイオ後続品は、効果や安全性はそのままに、薬価はバイオ医薬品の70%程度と低価格で、患者さんの経済的負担の軽減に役立ちます。
(6)かかりつけ薬局・薬剤師を持つ
服薬情報を一括管理でき、薬の重複や飲み合わせを確認してもらえ、薬歴を把握したうえでの助言が受けられます。お薬手帳はいつでも持ち歩くようにしましょう。
(7)薬の用法・用量を正しく守って内服する
多くの薬(おおむね6剤以上が目安)を併用することにより、副作用などを引き起こすことを「ポリファーマシー」と言います。正しく服用できないと症状悪化や、さらに薬が増える恐れもあります。薬が多い場合は、医師・薬剤師に相談しましょう。
(8)リフィル処方箋を活用する
医師が認めた場合には、同じ処方箋(リフィル処方箋)で最大3回まで、医師の診察を受けなくても薬局で薬を受け取れます。
問合せ:国保課
【電話】65-1219
■毎月17日は、ローソルト+ベジチェック
減塩と野菜摂取で高血圧を予防。約30秒で推定野菜摂取量が見える化できるベジチェックを体験しませんか。
日時:12月17日(水)9:30~11:30
料金:無料
場所:保健センター
問合せ:国保課
【電話】65-1219
■出張健康相談
保健師や管理栄養士などが市内の店舗に出張し、食事や生活習慣病予防など健康づくりに関する相談を受けます。買い物のついでに、気軽にお立ち寄りください。
日時・場所:
12月8日(月) クスリのアオキ フレッシュバリュー上原店駐車場
22日(月) コープえひめコープ神郷店駐車場
(10:00~11:30、MaaS車両内)
料金:無料
問合せ:健康政策課
【電話】65-1586
■ヒートショックにご注意
冬季の寒さや屋内外の温暖差は、血圧の急上昇を引き起こし、健康に大きな影響を及ぼすことがあります。
入浴時だけなく、日常生活についても寒さ対策を心がけましょう。
問合せ:保健センター
【電話】35-1070
