- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県新居浜市
- 広報紙名 : 市政だより「にいはま」 令和7年(2025年)9月号
野球とセーリングに打ち込んできた中学3年生2人は、それぞれ世界大会への出場を決め、大会に向けて闘志を燃やしました。
■硬式野球 藤岡 慎太朗君(角野中3年)
8月に米国で開催された「2025世界少年野球大会」。藤岡君は日本チームの代表選手に抜擢され、世界の強豪がそろう大舞台に挑みました。
日本チームは、国内ボーイズリーグ各支部から選ばれた中学生18人で構成。藤岡君は「今治中央ボーイズ」に所属し、上島町での中四国ブロックトライアウトで代表の座を勝ち取りました。
持ち味は、技術力の高さとチームを引っ張る力。藤岡君は「周りの人の支えがあって出場できた。日本代表として全力でプレーして、応援してくれる人に感動を与えたい」と力強く語りました。
■セーリング 峰平 陽向君(船木中3年)
7月、兵庫県で行われたセーリングの世界大会「オープンスキフワールドチャンピオンシップ2025」に初出場を果たしました。
「スキフ」とは、平底で幅が狭いスピードを重視した小型の帆船です。峰平君は小学1年生の時、ヨットの体験会に参加したことをきっかけに本格的に競技を開始。これまで子ども向けの「オプティミスト」で全国大会に出場するなど活躍してきましたが、大会出場が15歳までだったため、昨年夏にスキフに転向しました。
世界大会への挑戦は初めて。出場を前に市役所を訪れ、市長に大会での健闘を誓いました。