- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県新居浜市
- 広報紙名 : 市政だより「にいはま」 令和7年(2025年)10月号
8月22日付で、「新居浜七福芋焼酎特区」(特産酒類の製造事業)が内閣総理大臣により認定されました。
本市では、全国的にも生産地が少ない希少なサツマイモ「七福芋」のブランド化を進めてきましたが、生産者や生産量の減少が課題となっていました。本特区の認定により、七福芋などの生産から焼酎の製造・販売までを一貫して市内で行うことが可能になるため、さらなるブランド力の向上や生産者・生産量の増加を図り、地域活性化につなげていきます。
七福芋は大島を中心に栽培され、「白いも」とも呼ばれています!
■「新居浜七福芋焼酎特区」の概要について
・特区範囲…市の全域
・特例措置…特産酒類の製造事業
・目的…本特例措置の適用により、地域特産物である七福芋を原料とした単式蒸留焼酎の提供・販売を通じて地域の活性化を図るため
・内容…本特例措置により、地域特産物である七福芋を含むサツマイモを原料とした単式蒸留焼酎を製造しようとする場合、酒類製造免許に係る最低製造数量基準である10klが適用されないことにより、小規模な事業者も酒類製造免許を受けることが可能になります。
●七福芋ってどんな芋?
七福芋は、白みを帯びた愛らしいひょうたん型の上品な見た目と、黄色みがかった中身の濃厚・ねっとりとした食感が特徴です。熟成により、メロン並みの約15度の糖度になると言われており、七つの福をもたらす芋と伝えられています。七福芋は環境条件が厳しく、大島での年間生産量が限られていることから幻の芋と称されています。
問合せ:農林水産課
【電話】65-1262