くらし (特集1)9月9日は救急の日~みんなで守る地域の救急医療~(2)

■救急医療の役割
◇大洲市の救急医療
大洲市では、愛媛県、近隣市町および医師会と連携し、身近に医療を提供する初期救急医療から、入院医療を主体とする二次救急医療、高度・特殊・専門的な医療を担う三次救急医療に至るまで、3段階の医療体制の整備を進めることで、市民のみなさんが安心して必要な医療を受けることができるよう努めています。
「平日や昼間は仕事があるから」「昼間は病院が混んでいるから」などの理由で、軽い症状でも休日や夜間に救急病院を受診する人が見受けられます。このような受診が増えると、救急医療の本来の役割である一刻も早い受診、治療を必要とする人への対応に支障が生じてしまいます。救急医療を守るためにも適切な受診をお願いします。

▼初期救急医療
◇大洲喜多休日夜間急患センター
大洲市東大洲88番地1【電話】0893-23-1156
喜多医師会の開業医が、輪番で診察しています。急患センターは、休日や夜間の急病(主に急な発熱、感冒症状、軽度の腹痛、嘔吐、下痢、めまいなど)に対して診察します。
〇診療時間
平日・土曜…19:00~22:00
日曜・祝日…9:00~18:00
日曜(夜間)…19:00~22:00

◇小児在宅当番医
大洲市・八幡浜市・西予市・内子町・伊方町および愛媛大学医学部の小児科医が、日曜日・祝日、年末年始に輪番で診察しています。
〇診療時間
9:00~12:00
14:00~17:00(八幡浜市は18:00まで)
〇当番医は「広報おおず」や「市公式ホームページ」で確認してください。
※9月の小児在宅当番医は26ページに掲載(※本紙をご覧ください)

▼二次救急医療
◇八幡浜・大洲圏域病院群輪番制病院
入院や手術が必要な重症患者への診療を行います。
下記の医療機関が曜日ごとに輪番制で対応しています。

▼三次救急医療
◇救急救命センター
他の医療機関では対応が難しい、高度な専門的医療を必要とする重篤な救急患者の医療を救命救急センターが24時間体制で担当します。
〇救命救急センター
・県立中央病院(中予)
・県立新居浜病院(東予)
・市立宇和島病院(南予)
〇愛媛大学医学部附属病院
〇松山赤十字病院

■症状は軽いけれど、どうすれば…
◇病院へ行く?救急車を呼ぶ?迷ったら…
〇えひめ救急電話相談(365日24時間対応)
#7119
※ダイヤル回線・IP電話からおかけの場合は【電話】089-909-9935

◇お子さんの急な病気やけがの場合は
〇小児救急医療相談
#8000
(相談時間)
平日:18:00~翌8:00
土曜:13:00~翌8:00
日祝:8:00~翌8:00

◇休日や夜間にどの病院に行けばよいかわからない場合は
〇えひめ医療情報ネット
〇広報おおず
〇消防署の音声案内サービス【電話】0893-24-7000

◇全国版救急受診アプリ「Q助」
病気やケガをした場合に、「病院を受診した方がいいのか?」「救急車を呼ぶべきなのか?」などで迷ったときに、判断の一助となります。