- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県大洲市
- 広報紙名 : 広報おおず 2025年10月号
令和7年度全国高等学校総合体育大会
女子やり投げ出場
内子高等学校2年
松岡夢華(ゆめか)さん(肱川中出身)
高校からやり投げを始めた松岡さん。小学生の頃は空手に打ち込み黒帯を取得し、中学時代はバレー部で汗を流すなど、多彩なスポーツ経験を重ねてきました。現在は週に5~6日、1日2~3時間の練習に取り組み、走り込みやウエイトトレーニングといったハードなメニューもこなしています。それでも「助走からリリースまで体をうまく使えて、やりがきれいに飛んだ時は本当に楽しい」と笑顔で語ってくれました。
今年6月の四国大会では、自己ベストを大きく更新する40.51ⅿを記録。見事上位に入り、内子高校女子やり投げ選手として初の全国大会への切符を手にしました。7月に行われた全国大会では、1投目は体勢が崩れ、2投目はまずまずの投げを見せたものの自己ベストには届かず、上位入賞はなりませんでしたが、大舞台で貴重な経験を積むことができました。
やり投げだけでなく、100メートルなどのトラック競技にも挑戦しています。顧問の先生からは「もっと自信を持って投げること。大会中は何かあっても自分で解決するしかないので、メンタル面が大事」とアドバイスを受けています。
今後の目標を聞くと「どの大会でもコンスタントに40ⅿを投げられるようになりたい。自己ベストを出せるように頑張りたい」と、すでに次を見据えています。挑戦を続ける彼女の成長からこれからも目が離せません。