くらし 「SDGsって何?私たちと未来をつなぐ17の目標」vol.9

今回は、「目標13…気候変動に具体的な対策を」と「目標14…海の豊かさを守ろう」に焦点を当てて解説します。

◆目標13…気候変動に具体的な対策を
目標13は「気候変動に対し緊急かつ効果的な対策を取る」ことを掲げており、温室効果ガスの削減や気候変動への具体的な対策が求められています。地球温暖化による気候変動は、私たちの生活や自然環境に大きな影響を与えています。台風や豪雨の深刻化、海面上昇など、地域社会にも深刻な課題をもたらしています。
上島町では、「上島町電気自動車購入費補助金」を交付しています。電気自動車は走行中に二酸化炭素を排出しないため、温室効果ガス削減に貢献しています。この取り組みは、気候変動への具体的な対策としてSDGsの目標13に貢献しています。
また、防災訓練は気候変動に伴う気象(豪雨・台風など)のリスクを想定し訓練することで、被害を減少させることができます。防災アプリを使った気象情報の共有も、リアルタイムで気象警報を提供し、災害リスクを低減する手助けをしています。

◆目標14…海の豊かさを守ろう
目標14は「海の生態系を保全し、持続可能な利用を実現する」ことを目指しています。上島町にとって、海は食料・観光・文化・経済の根幹であり、健全な海環境の維持は地域の将来に直結します。
海岸清掃活動を通じて海洋ごみの削減に取り組んだり、プラスチックごみの削減を進めることで海洋環境の保全に貢献することができます。
一人ひとりが海を守る意識を持つことが、未来の海の豊かさにつながります。

気候変動への対策と海洋環境の保全は、私たちの暮らしと未来に深く関わっています。小さな行動が大きな変化につながることを意識し、持続可能な社会の実現に向けて、できることから始めてみましょう。

問い合わせ:企画情報課
【電話】77-2500