- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県上島町
- 広報紙名 : 広報かみじま 2025年6月号
■公営塾
◇この地で過ごした3年間を胸に
こんにちは、ゆめしま未来塾講師の井上です。
この6月をもって、3年間勤めた塾講師の仕事を卒業することになりました。振り返ればあっという間の3年間でしたが、本当にたくさんの方に支えられ、充実した日々を過ごすことができました。いつも協力してくださった役場の皆さん、そして高校の先生方には心から感謝しています。
そして何より、出会った高校生たちからは、想像以上の元気とパワーをもらいました。真剣に勉強に向き合いながらも、笑顔や冗談を交えてくれるその姿に、毎日こちらが励まされていました。
テストの予想が当たって「先生すごい!」と言われた日、検定の合格を笑顔で報告してくれた瞬間、そして進路が決まったという連絡をもらったとき――どれも忘れられない、大切な思い出です。
この春からは、東京に戻ることになりますが、ここでの出会いと経験は、これからも私の中で生き続けると思います。
本当にありがとうございました。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています!
担当:ゆめしま未来塾 井上武
■ゆめしま寮
◇「木の香残るゆめしま寮で」
こんにちは。ゆめしま寮ハウスマスターの川島です。
私はここ上島町の景色に魅せられて今年3月に東京からやってきました。まだ新しく木の香が残る「ゆめしま寮」で、ユニークな寮生達と色濃い時間をともに過ごしています。(写真は新寮生歓迎会用のクッキー作りです)
さて、現在24名の弓削高生が暮らすこの寮は、寮生が自由に使えるキッチンが付いていますが、給食のない日は皆それぞれランチを準備して食べています。慣れない手付きでチャーハンを炒めたり、袋麺にアレンジを加えて自分好みの物を作ったりしています。
今後は地域の方々に料理を教えていただけたらと考えております。「高校生のパワーを感じたい!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。寮生とともにお待ちしております!
担当:ゆめしま寮 川島みほ子
■移住定住・空き家バンク
◇「移住お試し住宅の開設準備中です。」
移住定住・空き家バンク担当の柿沼です。
移住希望者にとって、民間の賃貸物件が希少である上島町での住まい探しは、入居要件を有する『町営住宅』か売買物件が多くを占める『空き家バンク』となり、移住者にとってはハードルが高いものとなっています。
このような状況から、本年度より『移住お試し住宅』を整備することとしました。これは、移住希望者を対象に町営住宅の一室を利用し、1カ月から最大で6カ月の移住体験を行っていただくもので、準備が整い次第、利用者を募る予定となっています。
利用者には、上島町において町内での活動や行事に積極的に参加いただくことで、上島町での生活を体験していただき、空き家バンクでの物件購入を促進するとともに、移住後のミスマッチを解消できるものと期待しているところです。
町民の方々には、移住体験者と交流する機会がございましたら、ぜひご理解とご協力をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
担当:移住定住 柿沼祐一