くらし ぐるっとレポート

■地域の魅力再発見! ふるさとやなだに探検隊
8月11日(月)から12日(火)に柳谷地区において、柳谷幼稚園・小学校の園児・児童を対象とした「ふるさとやなだに探検隊」が開催されました。
手作りこんにゃく体験では、子どもたちは初めて触るこんにゃくの感触に歓声をあげ、林業見学では、大きな杉の木が倒れる様子や重機を使って作業をする光景を目を輝かせて見入っていました。
今回のイベントは『柳谷の魅力を体感することによって郷土愛を育み、児童の定住につなげていきたい』という趣旨で西谷地域運営協議会が主催となり、柳谷幼稚園・小学校の教職員や保護者、地域住民など多くの方々の協力を得て初めて開催しました。
子どもたちにとっては初めての体験ばかりで、あっという間の2日間だったと思います。子どもたちの真剣な様子や満面の笑顔を見て、地域住民の方々もたくさんの元気をいただきました。
これからも住民が中心となって、柳谷地区の魅力を子ども達にたくさん伝えていきたいと思います。
※本事業は三浦保愛基金の補助事業を活用して実施させていただきました。

■柳井川ふれあい夏まつり「VOICE」ライブ
8月9日(土)、柳谷小学校体育館および周辺において「柳井川ふれあい夏まつり」が開催されました。
地域住民特製のさまざまな加工品や、「レストランモルゲン」の手作りソーセージ、愛媛大学の学生による窯焼きピザ、福地蔵名水の手打ちそばが提供されました。
体育館では射的やバザー、カラオケ大会が行われ、ステージでは、地元バンドの演奏の後、「VOICE」による音楽ライブが開催されました。
双子ボーカルユニットの「VOICE」は、「24時間の神話」でソニーレコードからデビューされ、旧柳谷村の音楽イベントで「柳谷の風」を制作、柳谷小学校の休校前には卒業生と一緒に「柳谷の風」をCD収録するなど、柳谷と縁の深いアーティストです。ライブの最後は柳谷小学校在校生7人がステージで一緒に「柳谷の風」を歌い、会場内は感動に包まれました。
「VOICE」のお2人は柳井川ふれあい夏まつり「VOICE」ライブ景品つき餅まきにもご参加いただき、最後までイベントに華を添えてくださいました。
夕方から降り続いた雨も花火の時間にはあがり、美しい花火と人々のふれあいが夏のひと時を彩りました。

■久万納涼まつり
▽御用木かき比べが復活!
8月2日(土)、「2025年久万納涼まつり」が開催され、町内外から訪れた約3500人の来場者は、賑やかな一夜を満喫しました。
久万小学校のオープニングパレードで始まった今回は、コロナ禍前まで実施していた「御用木かき比べレース」が6年ぶりに復活し、迫力あるレースが展開されました。また、久万おどりの競演では、上浮穴高校の生徒たちが初参戦し、狐の嫁入りをテーマに工夫を凝らしたおどりを披露しました。
その他、子ども丸太、厄除・還暦御神木練り歩きをはじめ「纏り衆縁陣」・「久万高原踊り子集団縁舞」・「梼原」御用木かき比べが復活! の皆さんによるよさこい、久万山五神太鼓の演奏、フラダンス、菓子まき、餅まきなどで会場は大いに盛り上がりました。
そして、クライマックスは、久万小学校裏から打ち上がる約千発の花火が、夏の夜空を彩りました。

御用木かき比べ、久万おどりの成績は次のとおりです。

▽御用木かき比べ
女性の部
・優勝 吉田浜クラブ
・2位 NPOオレンジクイーン
男性の部
・優勝 め組
・2位 吉田浜クラブと仲間

▽久万おどり
・優勝 上高連
・2位 久万婦人連

■美川の夏を締めくくる『みかわ納涼まつり』
8月23日(土)、みかわ納涼まつり実行委員会によるみかわ納涼まつりが開催されました。
地元バンドの演奏を皮切りに菓子まき、美川中学校による合唱、盆踊り、よしもと芸人によるステージ、餅まきなど大いににぎわいました。
「御三戸嶽」を背景に打ち上げられる約500発の花火が夜空と川面を彩り、町内外から訪れた大勢の来場者が、美川の夏の夜を楽しみました。

▽「美川中学校」
・1年生 大野蒼友
今年は、二年ぶりにみかわ納涼まつりが開催されました。みんなで練習してきた歌を大きな声で無事に歌うことができたことが、嬉しかったです。

・2年生 大内孝幾
今年が初めての参加となり、多くの人の前での発表はとても緊張しましたが、とても楽しく歌うことができました。

・3年生 高岡恒史郎
中学生として最後の納涼まつりで緊張したけれど、地域の皆さんが温かく聞いてくださり、気持ちよく歌うことができました。

▽「なんぞしてみる会」
「音楽の力で人を、地域を元気に!」を合言葉に、地元久万高原町出身のバンドマンを中心に、久万高原町のイベントにボランティアで参加させていただいています。
音楽好きな久万高原町地域おこし協力隊の若者とコラボして演奏することができ、楽しい時間を過ごしていただくことができたのではないかと思います。