- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県内子町
- 広報紙名 : 広報uchiko 2025年5月号
■ぐっすり眠って、すっきり目覚めるために
睡眠は日中の活動で疲れた脳と体を回復させる他、記憶の定着や体のメンテナンスなどの大切な役割があり、心身の健康に欠かせません。睡眠不足が続くと、うつ病や生活習慣病などのリスクが高まります。
◇「良い睡眠」とは
良質な睡眠の目安は、起きたときに休めた感覚(睡眠休養感)があることです。寝不足も眠り過ぎも、疲労感や倦怠感が残り、日中の活動量が減って寝つきが悪くなる悪循環を招きます。必要な睡眠時間は年齢とともに減り、個人差もあります。自分に合った眠りのリズムをつくり、睡眠休養感を得られるよう、次を参考に生活を見直してみましょう。
◇眠りを良くする「日中の過ごし方」6カ条
(1)起きたら日光を浴びる
睡眠のリズムを整えるセロトニンというホルモンが分泌されます。
(2)朝食はしっかり取る
脳と体にエネルギーを補給することで、日中を活動的に過ごせます。
(3)適度な運動
日中の活動が眠りの質や量に影響します。散歩やストレッチなどが効果的です。
(4)就寝直前の食事は控える
就寝前の夜食は、体内時計を狂わせる原因になります。
(5)入浴は寝る1~2時間前に
入浴で血流が増えると体温が放散され、入眠しやすくなります。
(6)就寝前の刺激は避ける
カフェインやアルコール、スマホのブルーライトは、睡眠を妨げます。