- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県伊方町
- 広報紙名 : 広報いかた 2026年1月号
今年度、伊方町において、県から令和7年度学校防災教育実践モデル地域研究事業を受託し、三崎中学校を拠点として事業を実施することとなりました。三崎中学校では、防災ボランティア活動の企画・運営を通して、中学生自身が地域社会に貢献することの大切さや責任感、リーダーシップを養うとともに、防災意識を高め、防災に関する知識を共有し、災害時の対応力を向上させることをねらいとして取り組んでいます。
三崎中学校では、総合的な学習の時間に防災教育『避難所における中学生ができるボランティア』について考えました。その際、三崎高校生にもアドバイザーとして参加していただきました。生徒たちは、自分たちにできることをしっかり考え、避難者がどのようなことを必要としているかについて、班の友達と意見を交流させ、次の表のような活動に取り組むことにしました。
11月22日(土)、三崎中学校において防災ミニキャンプを実施しました。災害時、三崎中学校が避難所になった想定で実施し、三崎地区住民(高齢者30名)や保護者らが避難者役となり、中学生の6つの斑が考案した避難所へのボランティア対応を実践することにしました。生徒たちは、最初戸惑う場面もありましたが、避難者に対してていねいな対応で寄り添う姿が随所で見られました。避難者の方の笑顔や笑い声が校内に響き渡っていました。活動の最後に参加者は、生徒たちが用意したさまざまな防災食を試食しました。参加者は、「おいしい」「いい味やな」などと感想を言っていました。
防災キャンプ後に愛媛大学防災情報研究センター副センター長の二神透准教授を講師に迎え、「南海トラフ巨大地震に対する備え」をテーマとして講演がありました。参加者は、改めて防災教育の重要性を知る機会となりました。今回の防災キャンプを通して、三崎中の生徒は、防災に対する意識の向上が図られたことでしょう。

