- 発行日 :
- 自治体名 : 愛媛県伊方町
- 広報紙名 : 広報いかた 2025年10月号
お薬を使用する際には次のようなことに注意し、より安全に効果的に使用しましょう。
■使用する前に薬の添付文書(能書)をよく読みましょう。
添付文書には、用法・用量、効能・効果の他、使用上の注意、副作用などについて書いてあります。
必ずよく読んでから使用し、読んだ後も大切に保管しておきましょう。
■用法・用量を守りましょう。
自分の判断で使用量や回数を増減してはいけません。決められた量以上に用いると体に好ましくない反応(副作用)が出る場合があります。また、決められた薬の服用時間を守りましょう。
■薬の形(剤形)にあった服用方法を守りましょう。
錠剤、カプセル剤→コップ一杯程度の水又はぬるま湯で服用しましょう。
液剤→よくふってから飲みましょう。1回量は計量カップなどに移してから飲んで下さい。
■薬の飲み合わせ(相互作用)に注意しましょう。
複数の薬の飲み合わせによって、作用が強く表れて思わぬ副作用を生じたり、効き方が弱くなったりすることがありますので、医師や薬剤師に相談して下さい。
■高齢者の薬の使用には特に注意しましょう。
高齢者は様々な病気にかかっていることが多いため、複数の薬を併用する機会が増えます。また、加齢によって、身体機能が低下するため、薬が強く効きすぎて副作用が起こりやすくなります。体調の変化を感じた場合は、自分で判断せず、医師や薬剤師に伝えて判断を仰ぐようにしましょう。
■薬は正しく保管しましょう。
子どもの誤飲事故を防ぐため、子どもの手のとどかないところに保管しましょう。また、直射日光の当らない涼しい場所で保管し、誤用や事故防止のために容器の詰め替えはやめましょう。
■古い薬の使用はやめましょう。
有効期限の切れた薬は処分しましょう。医療機関で処方された薬は、残ったら使用期限にかかわらず処分しましょう。
似たような症状があらわれた際に自分の判断で使用するのは危険です。
その他、お薬に関するお問い合わせは、
愛媛県保健福祉部健康衛生局薬務衛生課薬事係【電話】089-912-2391
または(一社)愛媛県薬剤師会【電話】089-941-4165【URL】http://www.yakuehime.jp/
までどうぞ。