文化 佐田岬トーク(投句) 第十七回 入選句決定!

日が沈むのが早くなり、秋の終わりが近づく頃。やわらかな日差しがこぼれるように過ぎていき、落ち葉が静かに舞い落ちます。俳人・飯田蛇笏の一句には、澄みわたる秋の日の中で、自然と人とが穏やかに調和している風景が感じられます。佐田岬半島にも、まさにそんな「秋日(あきび)」の光が満ちています。
茜色に染まる夕焼け、澄んだ空に浮かぶいわし雲、ほのかに香る金木犀、潮風に映えるみかんの色づき――。佐田岬半島の秋は、季節からの贈りもののようです。少し立ち止まり、佐田岬の景色に目を向けて、一句詠んでみませんか。きっとそこには、秋だけが見せてくれる美しさが広がっています。
佐田岬トーク(投句)の次回の締切は、十二月十九日です。皆様からのトーク(投句)をお待ちしております。

※詳細は本紙をご覧下さい。

選・講評 俳人 坪内 稔典(伊方町九町出身)

伊方町教育委員会生涯学習課 生涯学習係