子育て 人権の広場

◆はじめてできた友だち
・小学三年
ぼくは四月に転校してきました。ぼくはちょっと不安でした。どうしてかというと、友だちができるか心配だったからです。きんちょうしながら教室に入ってランドセルをおろそうとしたその時、
「どこから来たの。」
とAさんがやさしく声をかけてくれました。Bさんも
「名前はなんていうの。」
とやさしく声をかけてくれました。とてもうれしかったです。これがきっかけで、AさんとBさんとだんだんなかよくなってきて、ぼくはAさんとBさんと友だちになれました。友だちができて、すごく楽しい毎日が始まるような気がしました。
はじめは不安でしたが、だんだん友だちができました。休み時間になると
「おにごっこしよう。」
と言ってくれます。それを聞いたぼくは
「いいよ。」
とよろこんで言います。ぼくは、この学校の友だちと遊んで、とてもおもしろいし、楽しいです。友だちが
「また、いっしょにおにごっこしよう。」
と言ってくれました。ぼくもまたいっしょにおにごっこをして遊びたいなと思いました。今度からもきっとなかよくできるだろうなと思いました。
さいしょはさそってもらってばかりだったけれど、今、ぼくは自分から友だちを遊びにさそいます。それはなかよくなったからできることだと思います。
「遊ぼう。」
と言って友だちが答えてくれると、とてもうれしい気持ちになります。
もし来年、新しい友だちが転校してきたら、ぼくがされてうれしかったように、たくさん話しかけて、たくさん遊んでなかよくなりたいです。